※ネタバレ有り。閲覧注意です※
週に一度クラスメイトを買う話 5巻 – 羽田宇佐
2024年10月19日発売、5巻のネタバレ感想記事です。
感想
過去に感想記事書いたことはありませんが、最近ハマっている百合ラノベの最新刊。
発売日になった瞬間、爆速で読み終わりましたので少し時間が空きましたが感想を。
4巻までの間は「卒業したらどうなっちゃうの?」という不安が常にありましたが、そういう不安はすべて払拭された喜びの第5巻。
同棲オッケーしちゃったら、さすがの宮城もデレ始めるしかないよな・・・。
と思ってたけど、宮城強い。全然デレない。
なんなら五千円が無くなったことで以前よりツン具合が悪化している。
(ツン具合が増加することでデレ時の破壊力が増すので良化とも言う。諸説あります)
中盤から一緒にご飯食べるようになったけど、ご飯すら一緒に食べない時は「え、これ同棲している人たちの距離感じゃない・・・よね・・・?」って感じ。
こんな様子じゃ1~4巻で繰り広げられていた五千円いちゃいちゃタイムを拝むことはできないのでは。
と戦々恐々しながら読み進めていたのですが、いざ終わってみたらそんな不安はどこへやら。
なんなら「これ最初から最後まで、ものすごく時間をかけたセ…じゃん」という感想に落ち着きました。
いや、もうね。
前戯(言い方)が長いのよ。宮城のせいで。
宮城が前戯を長引かせなかったら、○欲モンスター仙台さんがいるので開幕数ページで何かが始まったに違いない。
最初から最後まで、仙台さんのアプローチ止まらないのは流石だったな・・・。
仙台さんはグイグイだし宮城も独占欲半端じゃないんだけど、お互いに「好き」ってワードを一度も出してない気がするんですよね。記憶の上では。
お互いに恋愛って認めていない、ってところが重要な点なんですよね。多分。
どちらかが恋愛感情を認めてしまったら、一気にバランスが崩れてしまう気はしました。(もはやバランス崩れてるけど)
ということで、5巻でついに結構な領域まで進んでしまった二人ですが。
6巻は仙台さんが宮城をお迎えに行く激アツイベントとかあるのかな?
宇都宮さんにはそろそろバレそうな気はするんだけど。
むしろ、そこの関係がバレるエピソードが楽しみ。