※ネタバレ有り。閲覧注意です※
合格のための! やさしい三角関係入門 第7話「Superluminal」 – 缶乃
前話6話の感想記事は以下リンクよりどうぞ。
9月号は休載となっていたので、2ヶ月ぶりの”やさかん”となりました。
同日に単行本1巻と、”無職とJK”が発売。店舗特典や缶乃先生の公式Twitter上でのプレゼント企画など盛り上がりを見せているので、要チェックですね。
さて、今回も展開がめちゃくちゃ動きました。
相変わらず動きまくる漫画ですね。
タイトルはSuperluminal、超高速という意味ですが確かに展開の早さはSuperluminalだな・・・。
感想
凛について
真幸にキスを教える役目を意外にもあっさり譲っていた凛。
純粋に「真幸に幸せになってほしい」と思っているから、自分の気持ちは押し殺してあきらに役目を譲ったのでしょうね。
家庭教師との間でキスしているなんてことがバレてしまったら、真幸にも迷惑がかかるでしょうから・・・。
とは言いつつ我慢ならないご様子の凛先生ではありましたが、今回は最後までよく我慢しました・・・。
我慢がきかなくなって結局キスしてしまうまであと何話なのか。(なんかあっさり次話くらいでは家でキスしてそうな予感も)
「幸せになってほしい」から「私が幸せにする」になって早く泥沼にならないかなぁ〜(すでに泥沼感)
あきらについて
真幸とキスすることに抵抗なさすぎてびっくり。
好きな子とキスしたいとかそういう気持ちより、好きな人が他の人と”キスを教える”的な名目でキスしちゃってるのが許せない様子。
バスケのついでに(どちらかというとバスケがついで)真幸がどうやって凛を惹きつけたのかを探ろうとしたみたいですが、逆に真幸の成長と強さに打ちのめされる結果に。
そんな真幸の姿を見て、諦めたのか戦い方を変えるのか、今回では分からないまま。
最後はキスして「こんなの…はじめてぇ……」って言ってたら終わっちゃったからな。(極大解釈)
真幸について
年下なのに色気と小悪魔感がすごいことになってきた。
言い切りではなく、「よね・・・?」の疑問形はずるい。
凛さん、人生狂っちゃうよ。
あきらさんがキスしてくれるって分かってるのに、凛ともキスしたくなっちゃってるって、気持ちが寄っているのか、気持ちいいからしたいだけなのか。
まぁどちらにせよ、このあとあきらさんとはキスしちゃってるわけなのでどちらにせよ罪深い中学生。
真幸としては、あきらとキスする経緯がこれで良かったのかなぁー、とは思ってしまうけど。
そういう価値観はもう古いのかね・・・。
好きになって気持ちが通じ合ってからキス、なんてのは昭和なのか・・・。
このセリフも、キスして気持ちが昂ぶってしまった勢いで口から出てしまったようにも思える。
果たして真幸ちゃんはこれでよかったのだろうか。(いらぬ心配)
最後に
あきらですが、真幸の矢印が自分に向いていることに気づいたとなると、三角関係の全容を把握したことになりますね・・・。
立ち位置的には一番有利だけど、凛と一番遠い場所にいることにも気づいてしまったので、なんとも歯がゆい。
真幸の気持ちにあきらが気づくのはまだまだ時間がかかると思ってたけど、本当に展開が早い。
やはりSuperluminal・・・。(二度目)
さて、入門とはかけ離れた上級者向けの三角関係になってきた気もしますが。
この漫画のタイトルの「合格」って何を指してるんだろう・・・。
気になっているのは
・今回の真幸の強さと気持ちを知って、あきらの気持ちはどうなるのか
・真幸はこのまま真っ直ぐあきらに気持ちを伝えるのか
・凛はこのまま気持ちを我慢するのか(するはずないと思ってる)
というところ。
1つ目については次回でお話になりそう。
今回の扉絵、あきらが凛を見ていて、凛が真幸を見てるけど、真幸は一体どこを見ているのか・・・。
ではまた来月。