【ネタバレ感想】衛くんと愛が重たい少女たち 3巻(最終巻)

【ネタバレ感想】衛くんと愛が重たい少女たち 3巻(最終巻)

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※ネタバレ有り。閲覧注意です※

衛くんと愛が重たい少女たち 3巻 – 鶴城東
2023年11月20日発売、第3巻(最終巻)のネタバレ感想記事です。

前巻、2巻の感想は以下リンクからどうぞ。

感想

最後の最後までみんな愛が重たくて大変よろしかったです。

凛が何故衛に執着していたのか、というところも丁寧に解き明かされた上で。
京子の復讐も一応は達成(?)した上で最終的にハッピーな形になりました。

もっと巻数があれば凛の恋心は最終的にどう決着するのか、というところも見たかった・・・。
瑞希についてもまだまだ掘り下げられるところが残ってそうだし。
後日談みたいなアフターストーリーでもいいからちょっと読んでみたいなぁとは思います。

京子の復讐の落とし所としては、想像できるところとしてはこの形に収まるしかないよなぁ、とは思いました。
京子としては絶対に離れられるわけないし。
かといって復讐をしないと気が済まないわけだし。
復讐をせず我慢して今後過ごしていても、復讐をしなかったという事実に生涯苦しむことになるという心情描写。
ものすごく重たい女が表現されていて最高だった・・・。

結局は好きだから一緒にいたい、でも復讐は果たさないといけない。
そんな重たい女を受け止められた衛くんだから辿り着けたハッピーエンドだよなぁ、これ。
そう考えると衛って漢字、なかなか趣深い。

まだまだ続きが読みたいところではありましたが、本筋はしっかり締められていて3冊とても面白く読むことが出来ました。
次回作にも期待。

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