※ネタバレなしの感想記事です
幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら 疎遠だった幼馴染が怖い – すかいふぁーむ
2020年8月20日発売、1巻の感想記事です。
記事タイトルにも書きましたが、心地よい両片想いサプリメントでした。
序盤から終盤まで綺麗に張られた伏線とか、徐々に盛り上がりを見せていく展開とか、そういうのじゃない。
短編集で美味しいところを味わうように、随所随所の両片想いラブコメ展開を補給できる両片想いラブコメ大好きおじさん御用達の一冊。
それがこのラノベです。(異論は認めます)
よい意味で言うと、物語や展開に大きな起伏がなく疲れずに読み進められる。
悪い意味で言うと、読み手の感情を揺り動かすジェットコースターのような展開がないので退屈といえば退屈。
1巻ラストも、特に1冊の区切りっていう感じじゃなく1シーンの終わり、って感じだけで終わったからね・・・。(ページめくって「え!?あとがき!?」ってなった)
しかし感情をぶん殴られるような恋愛ストーリーをたくさん読んでいるような人には、このラノベはよい栄養補給、休息になりえると思いました。
レイニー展開みたいなものがないから疲れずに読めるっていうのは素晴らしい。
ほんと、ラブコメの美味しいところをつまみ食いできる感覚でした。
しかし表紙の主人公・康貴くんガッツリイケメンなので普通メン扱いは無理があるぞ?
そしてヒロインがかわいいのは勿論なんだけど妹ちゃんも可愛いのは素晴らしい。
一冊で二度美味しい。
鈍感主人公、ハーレム、両片想い、なんで学園のアイドルがあいつなんかに
的なラブコメが好きな人なら結構オススメできるかも、と思ったラノベでした。