冴えない彼女の育てかた 完結まで一気読みしてみた。萌え豚どハマり待った無しだった。

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(ネタバレあり)

ふと思い至って、アニメ2期の♭の続きが気になり、2期の続きから原作を読んでみることにした。

8巻からが続きになってるみたいだけど、少しだけ復習も兼ねて7巻から読み始めてみた。

7巻のラストが、アニメ版と原作で若干違っているという感想も見かけたけど、概ね同じだった気がする。

全体的に

というわけで8巻から13巻まで読み進めてみたけど、王道を王道のまま綺麗に駆け抜けてくれて、久しぶりに良い読了感が味わえた。
GSは読まなくても完結までのストーリーを追うだけなら問題無いけど、GSは読まないと非常に勿体ない。
後書きにも書いてるけど、普通にナンバリングされてしかるべき内容が盛り込まれてる。
GS3なんかは圧巻の出来栄えで、恵好きにはたまらない一冊。GS2もだけど…。
9巻の後にGS2、12巻の後にGS3を読めば問題無し。
12巻読んだ後はすぐ13巻読みたくなるけど、GS3の恵の独占欲に歯止めがかかってないのが何とも言えない。

加藤恵の圧倒的なメインヒロイン感

Skypeでイチャイチャシーンと、13巻冒頭イチャイチャシーンは非常によろしくない。
あのシーンのおかげで、リアルな日常生活中に「なんで僕のお部屋には恵ちゃん来てくれないんや、、、」という苦悩に襲われる事になる。
13巻まで待たせておいてからの「きたああああああああああああ」感は本当に半端ない。
みんなが二次元に逃げる理由がよく分かる。僕も逃げてる。

そして第二部(blessing software新生後)から、少しずつ倫也を意識するようになる描写がとても良い。
同時に腹黒さ・重さを付けていくことで、どんどん冴えるヒロイン像になっていく持って行きかたが本当に上手だなぁ、と。

何より深崎暮人氏が描く加藤恵がめちゃくちゃ可愛い。
個人的に塗りが好みすぎる…。
13巻の表紙なんかは思わず見惚れる完成度。
画集が欲しい…。

英梨々の救済はあるのか

原作では加藤恵に完敗。
ヒロイン感が無いまま完結してしまったので、もう少し救われる描写は無かったのかなぁ、と。
英梨々の逃げ場って、結局はイラストと詩羽先輩しか無くなっちゃったよね…。倫也とも決別したことになってるし。
詩羽先輩は恋するメトロノームの方で詩羽先輩ルートが用意されてるからまだ報われるけど、英梨々は…。
もしかしたら劇場版で報われるのかなと思ったけど、今のところキービジュアルは恵。

詩羽先輩の割り切りの良さ

引き際があっさりでしたねぇ詩羽先輩。
新生blessing softwareの夏合宿に行って心が折れたりと、そこらへんまでは存在感マックスだったのですが。
最後の方はあっさりと引きましたね。大人な対応と言うか、物分かりがいいと言うか…。
詩羽先輩の方は、まだ倫也との接点は残りそうな描写でしたね。後日談では倫也関連での恵との絡みがみたいものです。GS3でも、詩羽先輩、恵の絡みはメチャクチャ面白かったし。

今後のメディア展開

直近刊行のMemorialまでは読了。12巻あたりのゴタゴタがなかった場合の倫也・恵の話や、最終巻エピローグ後の話が少し載っていたり、高校入学試験時の馴れ初めなんかが書いてあって満足度は凄く高かったです。

後日談が出るような事も匂わせているので、大いに期待です。

目先では劇場版制作決定しているので、公開まで生殺しですねー。
ラノベでまだ後日談や短編出してほしいなぁ、と思いつつ続報を待つことにします。

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