【ネタバレ感想】可愛いだけじゃない式守さん 17&18巻

※ネタバレ有り。閲覧注意です※

可愛いだけじゃない式守さん 17&18巻 – 真木蛍五
2023年2月9日発売、17&18巻のネタバレ感想記事です。

感想

なんだかそろそろ完結みたいなツイートを直近で見かけた記憶があるし、2冊同時発売だし18巻の表紙がどう見てもウェディングドレスだし、ということで18巻が最終巻なのかなぁと思って読み始めましたが20巻が最終巻でしたね。

最終巻に向けてどんどんたたみに行ってるなぁと感じる今回の2冊だったのですが、たたむ勢いが最終巻レベルのそれなんですよ。
え、これ19巻とか20巻冒頭とかの勢いなのじゃ・・・と勘違いしたくらいなんで、最終巻とか丸ごと一冊結婚式やるんじゃ？って思ってしまう。

それぞれの進路も見えてきたし、主人公二人の進路も見えてきた18巻でした。
式守さんは和泉くんへの愛情が止まらなすぎる(汗も恋しい発言)ので一緒の大学を目指すようだし、和泉くんは包容力とか人間力があまりにも向上しすぎていて・・・。
式守さんを優しく諭す姿は貫禄がすごかった。
一緒の大学に行って平和に過ごす二人の姿を最終巻で見たい、という気持ちが止まらない。

今回の見どころの一つといえば、狼谷の泣き顔。
この子は読者の心を強く打ってくるよな・・・。
猫崎と添い遂げてくれ・・・。

夏休みは会わずに勉強に集中する、と言える式守さんはやっぱりカッコいいし、でも我慢できなくて寂しくなってしまう姿もめちゃくちゃ可愛い。
それに対して全く嫌な顔をせず、むしろそれがお互いのためだと同意して当たり前のようにやるべきことをやっている和泉くん大人すぎないか？？？
ちゃんと勉強して、ちゃんと電話してるの偉すぎるぞ。

隼瀬さんも成長してるし、なんだか皆が前に進んでるって感じで相変わらずおじさんには眩しい一冊でした。（今回は二冊）
もう数か月後には最終巻発売かな？
アニメの二期もやってほしいし、最終巻発売後も勢い殺さずに突き抜けてほしいです。