【ネタバレ感想】徒然日和 17話目「すいか風味」 コミック百合姫2019年9月号 – エモ死という単語が最も似合う。

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ネタバレ有り。閲覧注意です※

徒然日和 17話目「すいか風味」 – 土室圭

コミック百合姫2019年9月号に掲載されている徒然日和のネタバレ感想記事となります。

ちょっと今回は日本百合学会の感情が揺り動かされてしまったので、17話の感想記事が書きたくなってしまいました・・・。

単行本派の人にとってはネタバレ注意の内容になっておりますので、ご注意下さい。

感想

16話、まぁ意味深な夢だったのでまんま伏線でしたね。

というか。

その。えーと。はるちゃん。

その夢の内容を相手に語る時点で・・・もう告白と同様だからね????(大声)

赤面大好きな日本百合学会としては、双方赤面して微妙な空気が流れるシチュエーションに旨味成分を感じざるをえないわけです。
グルタミン酸ですら裸足で逃げ出すレベル。

そしてこれを聞いて「いける」と思ったふゆちゃん。

一挙、攻めの姿勢に転じ出る。

『好きな人とキスができる…』って…

優勝。

告白のセリフとしてこの上なく優勝。

ちょっとはるちゃんに考えさせて。
言葉の真意に気付いた瞬間に、真っ赤になってしまうはるちゃん。

気付いた瞬間の赤面顔可愛すぎるんじゃあああああああ!!!!!

てか、コミック百合姫さんの編集優秀すぎるかよ・・・。
このコマの上部に、「今日がキミのファーストキス記念日です。」って載せてきちゃうのね・・・。
仕事が良すぎるよ・・・。

そのあとの見つめ合うシーン → 10点満点

近づいていくシーン → 10点満点

熱を表すような、震えを表すような、二人を覆う白いベール → 10点満点

例の見開き → あああああああああああああ!!!!!!!!!!10てん!10てん!10てん!10てん!じゅってん!じゅってん!じゅってん!じゅってん!じゅってん!じゅってん!!!!!
さんぜんよんひゃくろじゅうごおくまんてんんああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(若い世代にはこのネタ伝わらないだろうなって顔)

そのあとの会話も可愛すぎるしさ・・・。尊いなんてもんじゃないでしょう。これは。これは!!!

最後のコマも、手のつなぎ方がさ・・・!

さて。

少し冷静になって考えてみよう。(いきなり)

今回の17話。展開としては至ってノーマルなのである。
おうち訪問して、スイカが出てきて。
夢の話をして。
少しだけ、隠していた心の内をさらして。
そして、キスをした。

なのにどうしてこんなにも心が揺さぶられるのだろうか???

今までの16話。
恋愛という関係に発展しないまでも、それらしい感情を読者に見せてきた、はるとふゆ。
ふゆちゃんに至っては、恋愛感情であろうということはハッキリと分かっていた。
しかし、はるちゃんに至ってはまだまだわからない部分があった。
そして、話数を重ねるごとにお互いの距離感も少しずつ近づいていき。
そこでやってきたあの16話。あの16話で、はるは明確に気付くことになる。
そうやって、これまで丁寧に丁寧に暖められてきたお互いの恋愛感情の育ち。
遂に描かれたお互いの恋愛感情の交錯、そしてはじめてのキス。

これが昂ぶらずにいられようか!!!!!いや昂ぶる!!!
日本百合学会は反語表現で昂ぶっちゃう!!!!!!!!!

こんなにも心が揺さぶられたキスシーン、そうそうあるものではない。

かわいい女の子二人が、恥じらいながらキスをするってのは本当に最高アンド最高なんだよ・・・。早く分かってくれよ人類・・・。

ってことで。
ただひたすらに「エモいよおお!!!」って言ってた感じの感想でした。

うん。エモかった。

はるが自分の中の気持ちに気付いた箇所については、「16話の夢を見た瞬間」と上述しましたが。
16話では深層心理が夢として現れてきたまでであり、そういった気持ちが自分の中にあるかもしれないとまだ理解した段階なのかもしれません。
と考えると、それが「恋愛感情」だと意識したのは・・・

①ふゆちゃんに夢の話をした後に、「変な意味じゃない」と言った直後
②キスをした後に嫌じゃないと気付いた後
(その他)この気持ちが何なのかは、18話以降の整理?

っていう路線もありえるのかなぁ、と。
色々な見方が出来て面白いなぁ・・・。

来月掲載あるかな?
これ来月どうなっちゃうんだろうな?

ではではまた。

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