※ネタバレ有り。閲覧注意です※
ワンダンス 7巻 – 珈琲
2022年2月22日発売、7巻のネタバレ感想記事です。
前巻6巻の感想記事は以下リンクからどうぞ。
ここ数巻はダンスバトル中心のお話になっていて、それ故に
ダンスバトル熱い!
って方向になってたんだけど、後半の湾田の話で少し流れが変わってきた。
新人バイト女子と学生時代マイケルに憧れてたコンビニ店長の話 (1/13) pic.twitter.com/BntuFDMWTI
— 珈琲 (@ccffeee) February 26, 2022
この後半の話は公式Twitterで公開もされててバズっていたので、もっと人気が出てほしいなぁと思ったり。
この話でこのマンガの方向性が見えてきた、という感じかも。
ダンスの熱さや面白さにばかり目がいっていたマンガでしたが、ワンダンスというタイトルはつまりそういうことなのか・・・?
ダンスで音を聴かせるという、湾田が目指す湾田こそのダンス。
すでに湾田のダンスを見たカボも、第一印象からそれを感じてたんですねぇ。(まさかのマイケル・ジャクソンとは)
そうなってくるとワンダ一強みたいになっちゃうけど主人公のカボがどういう成長を見せていくのかが、そちら方向の楽しみになってくる。
8巻の次回予告が「目指す道は分かれていく」って書いてたけど、それぞれにそれぞれのダンスって意味でのワン(一つの)ダンスなんでしょ、たぶん。しらんけど。
でも喋らなくてもいい職業なんてないのかもと思い至っていたカボですが、最終地点として湾田が目指すダンスの形に行き着いたらそれはそれで面白いなぁ。
いったんは道が分かれて、最終的にそこで巡り合ったらさすがに結婚だろ・・・。
むしろ湾田が目指すダンスの形、そしてそれはカボのような吃音症の人にとって天職でもあるのだった、みたいなストーリーもめちゃくちゃありそう。(むしろそっち本線か?)
後半の話が先になってしまいましたが、前巻から続いていた決勝戦はやはり激アツ。
伊折カッコいいムーブからの、恩ちゃんとのくだりは可愛すぎた。
伊折の活躍シーン、いったんはこれで終わりそうな気もするなぁ。
でも最後に「俺とバトルに出ませんか」って誘ってたのは伊折なのかな?
なんの目的か分からないんだけど、自身の実力をアピールする場としてバトルイベントに出ようとしてるんだろうか・・・。
とにかく、湾田さんが徐々に最強になっていって、それを追いかけるカボくんの構図が完全にできあがった感じ。
主人公が誰なのかがもはや分からないけど。(ダブル主人公なのかも)
耳が聞こえない人でも、うまく言葉が発せない人でも、ダンスでなら繋がれる。
確かにそれは優しいダンスのあり方だなぁ、と思った7巻でした。
今後の展開にも大いに期待。