※ネタバレ有り。閲覧注意です※
アクタージュ act-age 第116話 「もっと」週刊少年ジャンプ2020年28号
前回115話の感想は以下リンクよりどうぞ。
オーディション回2回目。
次回からは大河ドラマ撮影編とか稽古編あたりに入っていくんでしょうか。
結果についてはまだ分からないですが、夜凪については確定したと思っていいでしょうね。
オーディションを受けていた他の3人が今後も登場するのかどうかはとても気になるところ。
別の役をもらって登場とかある気がするんだけど・・・夜凪と環蓮だけじゃ登場人物足りないだろうし・・・。
もはやラスボス級の雰囲気を纏いはじめた夜凪景さん。
国民的スターともなると貫禄が違う。
こんなの見せつけられちゃったら他の子たちも「レベルアップしなければ」と必死になりますよね。
あの子たちも、女優としてプロなんですから・・・。
結構意味深なセリフ。
星アリサが、役に没入してしまって「戻ってこれなくなる」と心配していましたが、今回のパターンはどうなんでしょう。
他の人達の挙動を”演技”として捉えて自分の中に取り込む。
自分の中に取り込んだ人たちは、もはや自分の一部として「全部本物」と言っている、ってとこまでは分かりますが・・・。
誰かを演じる前だった元々の自分がどこにあるのか分からなくなってしまったときが、星アリサの心配が現実になってしまう時な気がしますね。
やっぱり環蓮は黒山墨字の映画に出ていた例の女性でしたか・・・。
夜凪がこれに気づけたのは、誰よりも役の立場に立つことが出来るというのもあるでしょうが、黒山墨字が”顔”を映さなくてもその”人となり”を作品の中に落とし込んだ技術もあるからでしょうね。
普通の考えとしては黒山墨字が たんぽぽさん=環蓮 ということを夜凪に教えた、と考えるのでしょうが。
そのことを直接誰かに話すことはない、という信頼が環蓮の中にあるのでしょうね。
女優が誰なのかということを明かすのは、あの映画の醍醐味を損なってしまいますからね・・・。
少女の役を演じることが出来なくなったから黒山墨字の横にいることが出来なくなった。
環蓮はそう言っていますが、そのことが夜凪には理解できない様子。
見た目だけの若さとか、少女らしさだけを気にしている環さんですが、もっと重要なファクターがあるってことですかね。
今回のラストシーンの
無理だと思う
というセリフも、「そういう理解をしている限り、黒山墨字の隣にいるのは相応しくない」という意味を込めた夜凪からの一言なんだろうか。考えすぎかな。
ってことで今回はここまで。