※ネタバレ有り。閲覧注意です※
2019/4/17に発売された「五等分の花嫁」第9巻。
今回の表紙は三玖。藍色が何とも美しい。
五等分の花嫁、少年誌ラブコメにありがちなダラダラ展開じゃなく、着実にストーリーが進展していくのが非常に好印象。
第9巻もかなりお話が進みました。
二乃ぉぉぉおおおおおお!!!!
一花……!!
三玖!!!!!泣泣泣泣
四葉ぁぁあああああああ!!!!!!!
五月さん・・・やっと動き出しましたか・・・
こんな感じ。こんな感じの9巻だった。
エモムーブ(エモムーブ…?)を多量に仕掛けてきたのは、8巻に引き続き二乃。
いやー、二乃凄いな最近・・・ほんと・・・。
そして9巻は、四葉にとっても一つの区切りの巻でもありました。
後は、そう。
最大の爆弾を投下してきた、一花。
メインストリームはここらへんでしたね。
というわけで、以下感想です。
バイト
急に、家賃を五等分することを求めてきた一花。
二乃と三玖のレースに参戦することを決意した一花の思いとしては・・・。
家賃が払えなくなってマンション強制送還してくれれば、必然とフータローレースから脱落、ってことなんでしょうか。
やることが結構えげつないwww
まぁ、このあともっとえげつない事態になるのですが・・・。
9巻最初の69話からバイト決めの回でしたが、二乃と三玖が可愛いすぎる・・・!!!
フータローのバイトを奪い合う様子は見ていてニヤニヤが止まらない。
フータローを振り向かせるための、二人のアプローチにも、二人らしい違いが出ていて微笑ましいですよねー。
三玖は、「好きになってもらえる私になるんだ」
二乃は、「私のことを好きにさせてみせるわ」
うん、どちらも非常に三玖らしいし、二乃らしい。
フータローはほんと幸せ者やで・・・。
そして8巻最強のエモポイントと言っても過言では無いシーン。
全世界中のフー君が羨ましすぎて血反吐吐いた
これは藤本さんとか藤原さんやらの家に婿養子に入ってワンチャン狙うしかない。
最後の投げキッスとか、あざとさが天元突破でもはや反則。
これで落ちないフータロー先生って、一体何者なの・・・。
そして直後のこれ。
だめでしょ、これは。
もっとオタクを大切にしてほしい。オタクの心臓は弱いんだよ?
もう、二乃が・・・可愛すぎて・・・あかん・・・。
四葉
9巻、四葉にとって一つの決心をした・・・区切りのような巻だった気がします。
元々フータローレースでは参戦しているのかも怪しかった四葉ですが、72話で応援側に回ることが確定した模様。
その時の表情が余りにも切なかったので、四葉の本心が分かりづらいのですが・・・。
「全力で応援します!」
の笑顔が尚更切ないのですが・・・。
その後の、あの表情は一体なんなのか。
考えれば考えるほど、四葉の本心が分からなくなる。
本当に、ただ三玖を応援したいという気持ちしかないのでしょうか・・・。
そしてもう一つ。
三玖の名前が出たときの、フータローの反応が少し気になりました。
三玖と言われて、すぐに「ねーよ」と返さないフータローのその心の内は、一体どうなっているのでしょうね・・・。
男主人公の方の気持ちが分かりづらい少年誌ラブコメって、なかなか珍しい(笑)
一花
良い意味でも悪い意味でも、ある意味9巻で一番目立っていたのは一花と言っても過言ではないはず。
まさか、一花がこんな方向性で動いてくるとは思いませんでしたね・・・。
だめだよ、一花・・・。それだけはだめだよ・・・。
そう思ってしまいますが、それだけフータローを想う気持ちが大きいということなんですよね。
でも、五つ子の絆を傷つけることになったとしても、本当に一花は後悔することはないのでしょうか・・・。
様々な葛藤が一花の中を巡り巡った結果、「自分だけを見て欲しい」という要求が大きくなりすぎて、このような行動に。
うーん、凄い展開になってしまいましたね・・・(汗)
おわりに
9巻も激動の一冊でした・・・。
ほんと、ダラダラ展開が無いので、ぼく五等分の花嫁大好き。
模試ではフータローの血の滲むような努力が活きて、晴れて正式な家庭教師として復活。
というところで、9巻の続きは修学旅行編ですか・・・。
最後の最後で五月がぶっこんできましたが、どのように動くつもりなのやら。
ひとまず、フータローの前に表れていた”零奈”は五月だったようですね。
修学旅行でも激動の展開が待っているのでしょう・・・。
9巻の続きとなる78話から週刊少年マガジン最新号の掲載話まで感想記事も書いているので、そちらもよかったら。
10巻は6月17日発売。2ヶ月後ですね。
それではまた。
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