※ネタバレ有り。閲覧注意です※
姫騎士様のヒモ 第02巻 – 白金透
2022年6月10日発売、第2巻のネタバレ感想記事です。
1巻の感想は以下リンクからどうぞ。
感想
1巻を読んだ時の感想として、「ヴァネッサを殺すのは一線超えちゃってるだろ・・・」というところが大きかったですが、今回はそのお兄様が登場。
このお兄様も、また過去に闇抱えてる設定で相変わらず暗い世界観だった・・・。
2巻を読んで思ったのは、ヴァネッサを殺す程に姫騎士様を守るという”覚悟”が凄かったんだな、というところ。
あとがきにも書いてたけど、ヴァネッサ殺しというのは作者本人から見ても相当なギルティだったんですねぇ、やっぱり。
その報いを2巻で・・・ということでしたが、拷問されたくらいしか思い当たらんぞ??
ストーリーはサクサク進むしだらけないので、ものすごく気持ちよく読み進められました。
過去編やったりとか色んなキャラ視点が行ったり来たり、とかそういうのが無いから読みやすかったんだろうなぁ、と読み終わってから気づきました。
あと思ったのは・・・。
マシューが娼館でやることやってるって明確な描写はあるんだけど。
マシューとアルウィンがやることやってるのか?っていうのが絶妙にぼやかされてるのはなぜ・・・。
夜にご機嫌取りして寝るのが遅くなった、みたいな朝チュン的な描写はあるけど、実際どうなんだろう??
今回出てきた新キャラについて。
ヴァネッサのお兄さん、まぁこいつはヴァネッサほどの善人じゃないし恐らく死ぬんだろうな、と思ったら2巻の中では死なず。
今回リリースの発明者というチーターみたいなやつが出てきましたが、アルウィンが真人間に戻るためのキーマンになる・・・?
グロリア、挿絵がたまらんかった・・・。(雑)
ノエル、なんかこいつ今回の地震後のダンジョンの中で死にそうな気がするんだよなぁ。マシューに胸をチラ見された子、ってイメージが強い。しょうがない。
この後、第3巻で一区切りとのことですが、単純に最終巻なのか?
あるいはグレイ・ネイバー編が完結なのかな?
お宝持って帰って祖国復興編が始まるとか?
アルウィンはマシューを手放す気は無いようなので、祖国に連れて行くフラグは立ってるもんな。
淡々とストーリーが進んでいく話なので感想という感想はありませんが、読みながら印象に残ったのはこんなところでした。
印象どうこうというより、ガンガン進んでいく気持ちよさと単純にストーリーが面白いので読み応えはありました。
3巻にも期待。
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