※ネタバレ有り。閲覧注意です※
かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 第20巻 – 赤坂アカ
2020年11月19日発売。
20巻のネタバレ感想記事です。
そろそろ21巻が発売(2021年2月19日)ですね。
前巻19巻のネタバレ感想記事は以下リンクからどうぞ。
以下あらすじと感想になります。
あらすじ(メイン部分のみ)
石上に対する周りの誤解(過去の大友ちゃんストーカー疑惑)を払拭しようとする子安つばめ。
石上にあらぬ疑惑がかけられてしまったのは、大友と付き合っていた荻野が悪質な斡旋業をしており、それを隠匿するために噂を流したから。
この真実を広めて石上の疑惑を払拭するのは簡単だが、荻野からの報復、そして大友への風評被害が及ぶことが考えられる。
そこでつばめ先輩が考えたのは、真実の暴露とまではいかずとも、石上の疑惑を上書きできる程度の「噂話」を広めるというもの。
そして卒業式直前、この噂は学園中に広まることとなり。
そのことを知った石上は、果たしてどう思うのか。(というところは21巻へ持ち越しへ)
話を少し戻して。
つばめ先輩を好きな石上、石上を好きな伊井野、石上のために本気で行動を起こそうとする子安つばめ。
白銀とかぐやは、この三角関係の構造を知った上で、白銀は伊井野のサポート、かぐやは石上のサポートをすることでお互いに合意する。
この三角関係を保ったまま、いよいよつばめ先輩の卒業の日がやってくる・・・。
感想
バレンタイン回はスーパーボーナス回だった。
なんか、みんなが素直になってた。
つばめ先輩からチョコをもらって素直に「嬉しい」と言える石上。
伊井野は”素直”というか、この渡し方こそが伊井野だなぁと思える素晴らしいツンデレ具合。(ツンデレってもう死語?)
その後の「良かったぁ」のせいで世の中の未婚男性の婚期はますます遅れてしまった。
早坂はボブにしてから優勝に磨きが止まらないし。
かぐや様はやっぱりヒロインとして真っ直ぐな可愛さを見せつけてきた。
漫画の中のバレンタインって・・・いいね!(漫画の中だけね)
インドに行ったあたりから、ギャグムーブが100点になってる。
今回もめちゃくちゃ笑ってしまった。
この急な差し込み、もはや伝統芸能になってる。
カラオケを死んでも嫌がる早坂愛。
これ、94話(10巻)のくだりか・・・(笑)
なまこの内臓みたいな歌声って言ってたやつ。
発言とか色々、まったく容赦がなくなって磨きかかってきたな。
容姿端麗、金髪、ボブで発言に容赦無いとなってくるとざわざわしちゃうな。胸が。
196話、メンツが珍しすぎたけど、ここで遊びに行く話、めちゃくちゃほっこりして良かった。
この都内の物件選びの話、めちゃくちゃリアル。
実際、「都内カースト」は存在する。
まぁ単純に区だけじゃなくて、間取りとか築浅とか駅近とかでグレード変わるけど。
作中で話していた物件選びの基準とかリアルすぎた。
作者の実体験なんだろうなあ・・・(笑)
ハチャメチャにAPEXやり込んでて笑った。
自分でもAPEXやりながらディスコでボイチャしてると分かるけど、やってない人からしたら単語が意味不明だよな絶対・・・。
てか、この197話で住宅周りのリアルな話出た後にAppleWatchのリアルな話ww
なにこれどういうことって思ったら、石上の携帯没収した上でAppleWatchだけ使うようにしろ、って言ってんのか。
シムだけ挿せば電話やらSMSは出来るけど、アプリ系もハーサカの以前のiPhoneに全部入れろってことだな、これ。
かつAppleWatchのためにeSIM追加発行・・・。
高校生でこれって、やっぱりこの学校の子ども、金がある。
この噂話がつばめ先輩のおかげで広まった、というのが石上の耳に入ったところで20巻が終わってしまった。
これを聞いて果たして石上はどう思うのか、めちゃくちゃ気になってしまう。
にしても大仏ちゃん、いいアシストだな、ほんとに・・・。
最後に
巻頭のキャラ紹介ページにもあるけど、石上が本当に”裏の主人公”になっている。
活躍も目立ち方も主人公そのものだし、今となってはこの三角関係がどうなるのかが、話の主軸になってる。
そしてつばめ先輩になるのか、ミコちゃんになるのか・・・。
ってところが全く読めないので先の展開が楽しみでしょうがない。
ついに卒業式がきてしまったので、いよいよ21巻あたりで決着か?という気がしないでもない。
白銀もアメリカに渡っちゃうし、いよいよ完結近いのかなぁ。
では、次は21巻の感想記事にて。
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