※若干ネタバレあるかもしれませんが、極力ネタバレ無しのオススメ記事になってます。
今のところ2巻まで(表記上は0巻と1巻)出ている西沢5㍉さんの単行本をあまりにもオススメしたいのでキーボードを乱打しています。
神絵師と付き合いたい若い少年が、まずお近づきになるには絵が上手くなるしかない、というところから始まります。
オススメポイント、コンサルあるあるで3点に絞れと言われたので、3点に絞って紹介しようと思います。
おすすめポイント
ラブコメシチュエーションが萌える
みんな大好きなラブコメですが、ご安心ください。
このマンガ、ラブコメ的に大事なところはめちゃくちゃ強いです。
まぁ、マガジンとかジャンプみたいに見開きでヒロインの顔どーん!!ってやって印象付けてくるようなラブコメの魅せ方ではなく・・・。
なんていうんだろう。
じわじわと心臓をエグられるような悶えを体験させてくれるラブコメです。(表現力に致命的な欠陥)
2巻いつの間に出てたんだ、ということで読んだけど恋愛漫画の美味しいシチュエーションが多キャラ多カプにかけて凝縮されて描かれていて満足感がすごい
にも関わらずボリュームもすごい
3巻まだですか…#神つき pic.twitter.com/kL95wMxv93— 日本百合学会(にほんゆりがっかい) (@nekomata_tokyo) April 3, 2022
例えばこの1ページ。
クリーンヒットしている顔とか、そういう感じ。
勿論これは1シーンに過ぎず、多種多様なキャラがいろんな萌えを提供してくれるわけなので、一般ラブコメ好きには強くオススメしたい。
少年の一途な行動や言動が年上お姉さんを赤面に追い込む様子は見ていてたまらんのじゃよ・・・。
オムニバス形式で複数路線を扱ってますが、どれも破壊力はすごいです。
人間のエゴや欲望の表現が上手
ラブコメで書くオススメポイントじゃないだろって言われるかもしれませんが、これが面白いんですよ、このマンガ。
人の深層心理みたいなものを上手に言語化して、かつマンガで表現しているのは西沢5㍉さんの凄いところなのかもしれない。
逆にここまで人の内面を赤裸々に描いてしまったら、西沢5㍉さんの性格って果たして・・・と思ってしまうのはしょうがないところ。
そういう意味でも勇気がある作品だとは思う(笑)
それくらい「うわ、これ思ってたとしても絶対に表に出せないやつだ」みたいな表現がマンガ化されているので感心を覚えたレベルでした。
続きが気になりすぎて発狂しそうになる(してる)ストーリーの面白さ
これは2巻(表記は1巻)を読み終わったときの私の心の内です。
正直、1巻と2巻の間が1年4ヶ月空いているので次はいつになるんだ・・・とざわざわしています。
恋愛関係ですが、こっちはあっちが好きで、あっちはこっちが気になってるかも、でもそっちはこっちが好き、というよくある多角形関係。
それが、どこが正規ルートなのか全然分かんないんだよこれ・・・・・・。
どうなっちゃうのこれ・・・・・・。
王道ラブコメみたいな「出会いました!キュンしました!ドタバタしました!ドン!!!」って感じじゃなくて、なんかリアルなんですよ。
特にお姉さんキャラのコレーダさんの距離感、これ絶妙なんですよね。
この距離感がどう変化してくのかが楽しみでしょうがない。
2巻でようやく距離感に変化が出るのか?という兆しが見えてきたので早く3巻を出してくれないとどうしようもないかもしれないです僕は。はい。
最後に
というわけで、内容の感想をネタバレありでガッツリ書くいつもの感想記事ではなく、オススメしていっぱい広まってほしいという記事でした。
0巻のほうはKindle Unlimitedに登録してたら今なら無料で読めるみたいなので、ぜひとも読んでほしいです。
ボリュームもたっぷりで商業の単行本コミックくらいはあるんじゃないかな、という感覚でした。
900円くらい出してもお釣りがくるレベルです。心の充実度的な意味で。
ってわけでね、西沢5㍉先生・・・。続きを早く、お願いします・・・。