※ネタバレ有り。閲覧注意です※
彼女、お借りします 第25巻 – 宮島 礼吏
2022年2月17日に発売された25巻のネタバレ感想記事です。
なんかもう、キュンキュンじゃなくてしんどい展開続くな・・・。
そしてどうしよう。
マミちゃんがうざい・・・・・・。
今回に限らないんだけど、うざい・・・。
こういうキャラって、過去に「こういうことがあったから、しょうがない」みたいな方向になるじゃないですか、普通。
今回の25巻に至るまで、なんでマミちゃんこんなウザ絡みしてくるんだろうとは思っていて。
でもどこかでその理由付けがされるんだろうなぁ、とは思っていたのですが・・・。
いや、かわいそうでしたよ?ついに過去の話が明かされて。
しかし過去の話を受けて尚、「かわいそう。しょうがない」とはならないんだよな何故か・・・。
自分の環境は自分の環境の話だろ、他人に迷惑かけたりかき回したりすんなお前、と思っちゃう。
まぁここらへんのマミちゃんの恐怖行動ありきで、最近なホラー作品じみてるよ、かのかり・・・。
少し前のキュンキュンエピソード続いている時は、「かのかりって言えばやっぱり見開きページの強さだよなぁ!」と思ってましたが。
今回の見開きページとか、千鶴が必死に頭を下げているシーン・・・。
かわいそうに・・・。
最後の最後とか。
逆に「嫌がらせでバラしましたよ」って言ってるような行動だけど、ばあちゃんとかはどう思うんだあれは。
うっかり見えたとかじゃなく、あえて千鶴のレンタル彼女のHP画像を見えるようにした上でわざと落としたとしか思われないからなぁ、あの行動は。
そう考えると矛先がすべて和也と千鶴にいくのではなく、このような悪意を仕向けるマミにも何かあるんじゃないか、と思いそうだけれども。
なんにせよ次巻が気になる終わり方しかしないよな、このマンガ。(褒め言葉です)
さて、マミちゃんへの悪口はこれくらいにして。
和也の”何か”の一言を事前に封じた千鶴ですが・・・。
まぁ今回、告白がくるかもなぁというのは部屋で二人きりのときに察知はしていたので、分かっている気はするけど。
この時千鶴の頭の中を占めていたのは、二人の関係をおばあちゃんにバラされるかもしれない、という焦り。
から考えると、”何か”というのは「もう洗いざらい白状しよう」と和也が言い出すのかと思っていた?
(そうしてしまったら、色々と台無しになるからもうちょっと待ってくれ! 的な?)
最後の「ごめん」も、告白に対する拒絶ではなく、「ごめん(もう行かなきゃならないので)」のニュアンスだとは思うよ・・・。たぶん。
しかし、振られたと分かった後の和也の妄想がすごかった・・・。
少年誌でここまで描くか?って内容だったわけですが、そこまで描かれているからこそ和也の喪失感が克明に描かれてますよね、あれ。
相手が海くんなところも然り。
妄想ラストシーンの千鶴の蕩けたあの表情が自分に向けられることはないという、激しい嫉妬と無念が生々しかった。
ちなみにこれ、コミックスじゃなく本誌でもこのまま載ってたの・・・・?
次巻、26巻は2022年5月17日。3ヶ月後。
宮島先生、もう一本FANBOXで連載始めたんだよね、すごいよな・・・。
てことはこっちの方はぼちぼち終わりそうなのか??(もう描き終わってるとか?)
純粋に二本同時だったらすごいけど・・・。
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