【ネタバレ感想】ケムリクサ第3話 - 三姉妹と赤いケムリクサの関係。そして島の外へ。

※ネタバレ有り。閲覧注意です※

ケムリクサ第3話
ネタバレ感想記事です。

最初の舞台である島を出て、水を求めて島の外へ出る事を決めた第2話。
第3話では島の外に出て行った3姉妹たちとわかばのお話。
謎だった要素が少しずつ解明されていくのを楽しむアニメですね、ケムリクサ。

後、”わかば”、”りん”が何気なく「なるほどなー」みたいなセリフを言ったりすると、”りな”の口調が移っちゃったのかな、みたいなことを考えてしまう・・・（笑）

島の外の世界

赤霧の正体についても、そもそも分かってはいないのですが、青い霧も多く見受けられます。
赤霧＝敵性っていうのは分かるので、青霧については触れても大丈夫な気はするのですが・・・。
何故赤かったり青かったりする霧があるのか。
そもそも何故この世界は霧に覆われているのか。
そして壁を超えた向こう側には青い霧が少なくて、辿り着いた島は赤霧で真っ赤っ赤。
3話時点では色々とまだ謎です。
”りん”の発言の一部に「お前赤霧が見えてるな」という発言がありますが、この三姉妹達には見えづらいものでしたっけ・・・。
赤霧が見える＝わかばの特異体質、なのかもしれませんね。

島と島は陸地で繋がっている部分もあれば、線路で繋がっている部分もあると。
そもそもこの線路何なんだろうと思ったら、”りな”が作ったという衝撃の事実。
3話の中で、鉄の材料なんかをモリモリ食べていましたが、任意の形に変形させて線路を作ったりしたのでしょうか。
りなちゃん、今どこから出したの・・・ってちょっと気になりましたが、それは言っちゃいけない気がする。
ほら、ね。児ポ法があるから、ね。

新たに出てきた要素、”壁”。
3話の段階では、「あれが壁だな」という情報しか入手出来ず・・・。
うーん、全く分からん・・・。
青く発光してるし、文字通りただの壁ってわけではなさそうですが。

元遊園地の建物に書かれている「ドリンク　スナック」の文字。
日本のように思われますが・・・。
今ある世界が衰退し、人間がいなくなりケムリクサという存在がヒトと呼ばれるようになった未来の世界なのか。
あるいはただ単に日本をモデルにした作品内の表記に過ぎないないのか。
最終回までに答え合わせがあるのどうかも、少し疑問ですね（笑）

三姉妹の特徴

三姉妹は自分たちのことをヒトと言っていましたが、我々の想像しているヒトとは全く異なるものでした。
栄養補給の主たる成分は水。
この水を飲むと、この三姉妹の元たる構成要素である赤色のケムリクサが元気になっていく様子が見て取れました。
そして赤いケムリクサさえ破壊されなければ生命活動には問題無し、という”りな”の発言。
人の形をしてはいますが、元はケムリクサから変化した存在のようにも思われます。
元々島に住んでいた住民のことを”ヒト”と呼んでいましたが、それが”わかば”のような人間なのか、三姉妹が言う”ヒト”の事なのかは謎・・・。

にしても、”わかば”はご飯も食べずに大丈夫なのか・・・。
3話で”わかば”が食べていたケムリクサ、よもぎのようにも見えます。
ケムリクサを食べたら混ざってしまうという”りな”の発言からも分かるように、赤いケムリクサである三姉妹たちが他のケムリクサを食べるのは、自身以外のケムリクサを取り入れることになってしまい異物が混ざってしまい危険なんでしょうね。

”わかば”が救った灰色の結晶。
中にケムリクサが入っていて、三姉妹が大事にしているもののようですが。
何となく、死んでしまった元仲間たちのケムリクサのように思えますね。
3話ではこの結晶が何であるかは結局明かされませんでしたが・・・。
EDに入る際に、灰色の結晶から浮かび上がった赤色のケムリクサ。（この時点で、灰色の結晶が過去の仲間たちのケムリクサだったのは確定したようなものですが）
ED内で、それぞれのキャラクターを示唆する赤い影（わかばは緑）が、死んでしまった順に砕け散っていきました。
そして非常に不穏な描写として、”りつ”の赤い糸が段々と細くなってるんですよね・・・。
弱っているというその描写が怖い・・・。