※ネタバレ無しの感想記事です
行進子犬に恋文を – 玉崎たま
百合姫コミックスの本作。
前から気になっていたのですが、ずっと積読状態でした。
フォロワーさんから勧められて、積まれていた1巻を読み始めたのですが、素晴らしい百合漫画すぎて最新刊まで一気通貫でした。
女性将校を育成する軍人学校に入学する主人公の犬童忍。
髪はボサボサ、服もボロボロ。おまけに学もなし。
そんな忍だけど、いざ軍人学校に入ってみると・・・?
という感じで物語が始まるのですが。
表紙を見たら分かるように、ボロボロのはずの犬童忍ちゃん。
とてつもなく可愛いわけです。
そんな可愛い子だけれども。
恋なんて知らないわけで、先輩に振り回されて振り回されて振り回されて、そして振り回されます。
この先輩の振り回し方がズルすぎるんですよ。(読者的には至高)
「興味ないな」とか言いつつ、
ああああ!!!(詳細については単行本をお読み下さい)
とか
ひええええ!!!(詳細については単行本をお読み下さい)
みたいなことやったり言ったりするんですよ!?(詳細については単行本をお読み下さい)
ズルいでしょ・・・流石にズルい・・・。
ウブな後輩の落とし方100選みたいの熟読してるような落とし方ですよ・・・。
でも、犬童ちゃんだってなかなか落ちないんですよね。
芯がしっかりしてる子で、恋愛に溺れるようなタイプでも無し。
だからこそお互いが意地になっちゃうようなところもあるし、すれ違ったりもしちゃうんですよね。
そういうところが恋愛漫画の、強いて言えば百合漫画の最高な部分でもあるのですが。
まとめると以下。
可愛い女の子の後輩。
美人の先輩。
後輩が振り回される。
先輩は何を考えているか分からない。
後輩、意地になっちゃう。
先輩、意地になっちゃう。
え?どうなるの?どうなるの?
あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!(詳細については単行本をお読み下さい)
読めば分かります。この面白さと尊さ。
3巻ラストとか本当にやべえぞ・・・やべえぞ・・・。