【ネタバレ感想】3月のライオン - 16巻

【ネタバレ感想】3月のライオン – 16巻

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※ネタバレ有り。閲覧注意です※

3月のライオン 16巻 – 羽海野チカ
2021年9月29日発売、16巻のネタバレ感想記事です。

零メインの16巻。
自分の居場所とか新しいスタートラインとか、そういうのを改めて見つけるお話だなぁと思いました。
3月のライオンだからこそのスピード感で、じんわりと心に染みますよね・・・。
他のマンガには無いようなあったかさがあるんだよなぁ。

宗谷名人の実家の話、ここにきて初登場。
3月のライオンの登場人物って、古き良き日本建築みたいなお家に住んでいるイメージがある。

それはそうと唐突なキスシーンには心臓が飛び跳ねた。
あからさまに強調しすぎず、だけど夜に差し掛かった時間帯に川辺でキス。
もうこれは美しいというか、オシャレですよ・・・。

ひなちゃんの歩み寄りというか、恋人に対する距離感のとり方が大人すぎると思った。
家の事情が事情だけに、そういう点においても大人になるのは早いんだろうか。
将来のこととかしっかり考えてるし・・・。

あとあとの巻で話題になりそうな、隣の土地を買うかどうかという話が出てきましたね。
東京、しかも月島あたりだから中央区でしょ?
こりゃ零くん、タイトルの一個や二個取らないと厳しいぞ。

終盤では二海堂とトーナメントで激突。
15巻での野火止でもそうだったけど、直近で零と当たってる棋士、いい名言というか人生観を語ってくれる。
野火止が言っていた近道や正道の話もそうだし、今回の二海堂のルートの話もそうだし。
無意識のうちに思っているようなことがマンガの中で綺麗にアウトプットされていて、「そうそう」という激しい共感をしてしまう。
そういう気持ちよさもあるよね、このマンガ。

15、16巻の間が2年弱空いているので、次は2023年の夏あたりでしょうか・・・。
またまた長い待ち時間となってしまいますが、楽しみに待ちましょう。

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