※ネタバレ有り。閲覧注意です※
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 4.5巻 – 燦々SUN
2022年7月29日発売の第4.5巻のネタバレ感想記事です。
前巻、4巻の感想記事は以下リンクからどうぞ。
感想
最近のラノベって、X.5巻って書いておきながら実質本編。
みたいな傾向が多かった気がするけど、ろしでれの4.5巻に関してはちゃんと短編集だった。
とはいえ、今回のX.5巻も読んでおかないと5巻で理解できないような描写が挟まれたりするだろうから、必読なのでしょうが・・・。
なんにせよ、ろしでれ真骨頂のキャラ同士の兼ね合いやツッコミがキレまくってて、それを存分に堪能できて最高の1冊でした。
今回はロシア語でボソッとデレるのが結構ページ進んでからだったので、「そういやそういうコンセプトだった」と思ってしまったのはしょうがない。
最初の沙也加と有希のオタトーク、あれはマジでオタクあるあるすぎる。
この作者、ほんとにオタクなんだな・・・。
もはやこのオタクは無害化したので、今後は有希とこういう辛みをする人員になるんだろうな・・・。
乃々亜の掘り下げについては、「乃々亜ちゃん怖い・・・」の一言。
激辛ラーメンの話、毎巻やってるんじゃないかってくらい読んでる気がするんだけど気のせい?笑
こちとら激辛大好きなので、深夜にこれを読むたびに蒙古に行きたくなっちゃうから飯テロなんですよね・・・。
蒙古は北極が一番うまい。
会長と茅咲の過去話は、いかにも短編集って感じだったので良き。
こういうのこそ、短編集じゃないと読めないからなぁ。
短編集、ここだけは押さえておかないとな!?
ってところはマリヤが公園を訪れるシーン。
今回の4.5巻の表紙になっているシーンですね。
4巻ラストで公園でマリヤと再会するシーン。
なぜマリヤが公園に・・・というのが描かれているので、この部分はガッツリ実質本編でした。
で、最後の最後は極大ろしでれ。
デレなんてもんじゃないだろ・・・付き合ってるだろこれ・・・。
でも、ただデレだけが書かれているだけじゃなく、政近の心情描写が実質本編でした。
「俺、あの子に捨てられたんだっけ?」
のところ。
この記憶の部分は今後本編に絡んでくること間違いなさそうなので、ここも押さえておかなきゃいけなさそう。
ということで読み終わりました、4.5巻。
あとがき長すぎてさすがに笑ってしまったけど、脳内にあふれる文章をあるがままに書き出したんだろうなぁ、あれ・・・笑
マリヤとの再会シーンへの布石も整ったということで、5巻冒頭からどうなっていくのかが非常に楽しみ。
年内に出てくれるはず・・・刊行ペース的に。きっと。
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