※ネタバレ有り。閲覧注意です※
2021年10月30日に公開された、
劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア
を見てきました。
私は原作未読で、これまでのテレビアニメ版と他の劇場版しか見ていない上での感想です。
感想
ミトという存在
アスナとミトがメインの映画なんだろうなと予想していて(予告映像まんま)、実質その通りになっていた中盤までの流れ。
予告もキリト×アスナというより、アスナ×ミトという色が強そうだったので・・・。
髪型お揃いにしようみたいなところまでは、「これ百合じゃん…」で大歓喜の僕。
しかし後半はいつもの夫婦漫才。
正史には逆らえない模様。
バトル映像は派手でこれぞSAOって感じですごく良かったし、キリトが童貞感丸出しなところもなんだか懐かしい気持ちになれて良かった。
けど、ミトの扱いはあれでいいんか・・・?
「こいつ仲間見捨てたじゃん・・・」
という感想を抱いて終わってしまったけど挽回のチャンスとかくるのかな。
アスナが死ぬ直前でパーティーから抜けた理由はよく分からなかったけど、死ぬところを見ていられないから?
あるいは「ゲームをクリアする」というミトの目標にとって、パーティーメンバーの死は都合が悪いことがある?(ペナルティがある?)
原作読んでないから分からないけど、そっちでは読者が納得するようなミトの心理がしっかり書かれていたりするんだろうか?
映像版だけを見た心理としては、
・仲間の死から目を背けた
・「ゲームクリアしなければ」を言い訳にしただけ
・アスナが許しただけで結局真の意味で仲直りしてないのでは?(というかアスナ側がもうどうでもよさそう)
という感じ。
アスナとミトの物語!ってわけではなくてプログレッシブ全体枠として見るとミトの比重はそんなに大きくなかった、ってことなのかな。
続編もあるみたいだし、そうであればミトのこの扱いにも納得ではあるけれども。
全国上映、劇場版お風呂シーン
アスナさん、劇場版のたびにお風呂シーンが全国上映されてしまうのはもはやお約束なのか。
ほぼ満員の劇場の中、IMAXの大スクリーンで大人数でお風呂シーンを見ている状況にちょっと不思議な気持ちになってしまった。
アスナさんの後方未確認後頭部から湯船ダイブは見ていてめちゃくちゃ恐ろしかった。自暴自棄からくる行動です、あれは。
アスナの家庭
TVアニメシリーズを見たのが結構前だからそもそもあんまり覚えてないってのもあるけど、アスナの家ってあんな上流階級だったのね・・・。
キリトくん、優秀なエンジニアになって名を馳せないと色々と苦労しそう。
母親とちょっと合ってないような雰囲気出てたけど、そういう空気ってテレビアニメの方でもあったっけ?
そういうところの深堀りってことで、このプログレッシブなのかな。
最後に
次は2022年の”冥き夕闇のスケルツォ”らしいですね。
劇場で予告が出て、周りから「まじか」みたいなざわめきが起こってた。
こういう瞬間に立ち会えるとオタクは嬉しい。
今回の続きになるのかな?
それだとただのアニメシリーズの続きになっちゃいそうだけど、アスナ目線として深堀りできそうなところがあるのかもしれない。
あるいは全然違う場面の話?
しばらくこのプログレッシブで劇場版が続いてくれたら嬉しいけど、アニメ4期はいつ頃になるんだろう?
発表自体は無いけど原作は最後までやる!みたいなこと言ってた気がするし。
なんだかんだ2022年はもうすぐですが、さすがに来年末あたりかな?
楽しみに待ってます。