【ネタバレ感想】放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている 2巻

【ネタバレ感想】放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている 2巻

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※ネタバレ有り。閲覧注意です※

放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている 2巻 – 戸塚 陸
2021年10月20日発売、2巻のネタバレ感想記事です。

さらりとストレスなく読める王道系なラブコメラノベ。
2巻も読みやすかったし、ラブコメとして王道なところがきっちり詰め込まれていました。

王道と言っているのは、
・美少女ヒロインが自分だけには懐いてる
・他の男になびくような素振りを一切見せないストレスフリー展開
・周りからの羨望の目
・あからさまにくっつきそうな雰囲気なのにくっつかない
みたいなやつ。

銀髪ボブヒロインという点が個人的・圧倒的優勝ポイント。

さて2巻中盤の、「顔熱い」発言のところではさすがに悶えましたが・・・。
ああいう反応を示す聖良は新鮮な印象でしたが、作者あとがきにも書いてあったように”少しずつ変化が”ってことなんですかね。

1巻と2巻の序盤の雰囲気からは、恋愛的な関係に発展しそうな空気が聖良から感じられなかったので遂にきたのか・・・という。
言動とか行動とかは主人公一筋って感じなのに恋愛的な勝ち目が全くなさそうに思わせるのは、キャラクター設定がうまいよなぁ。
そういう助走段階で甘酸っぱいいちゃいちゃを存分に見せつけてから、あの赤面シーンに持っていくのはラブコメ好き読者は大体逝ってしまいますよね・・・。

1巻ラストのお姉さんに加えて、2巻では祖父とも交流する展開に。(会釈だけとはいえ父親とも)
どんどん聖良の核心に迫ってきている展開も面白いですよね。
だらだらラブコメ展開が続くだけじゃなくて、しっかりストーリーも進みながら発展していってるのは素晴らしい。
3巻も俄然楽しみです。

にしても2巻表紙、すさまじい量のフェチが詰まってるな・・・。

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