※ネタバレ有り。閲覧注意です※
天使は炭酸しか飲まない 1巻 – 丸深まろやか
2022年1月8日発売、1巻のネタバレ感想記事です。
感想
めちゃくちゃ面白かったな・・・。(余韻)
というわけで1巻を読み終わりました。
黒髪ロングクール系美少女はいつの時代でも正義。
拒めない。
CVは早見沙織。
否めない。
いやー、柚月湊さん、ガッツリ可愛かった。(感想の9割はこれ)
クール系って、最初はそっけないけど徐々にデレを見せてきて、という展開が王道ではあるのですが。
”惚れ癖”という特性があるので「最初から主人公に惚れている」というラブコメあるある展開じゃないにも関わらず、赤面上目遣いとか意味ありげな仕草とか。
そういった”ラブコメ的に美味しい”描写を序盤からバンバン繰り広げられる強さ。
いろんな男に惚れるヒロインなんてありかよ!みたいな世の中だからこそ、この設定はかなり珍しいし、攻めてるなぁと思いました。
序盤でそういった側面を見せておきながら、最後の最後には主人公にベタ惚れするまでの流れが綺麗すぎた。
ちなみに好きになっちゃうかもしれないから今のうちに謝っとく発言、ちゃんと伏線は回収したけど、好きになっちゃうの深度が違って最高だった。
ミステリーみたいな構成になっているのも、面白さを倍増させてましたね。
結構予想がつく部分は多かったのですが、湊の”惚れ癖”については結構最後の方まで分かりませんでした。
天使本人のことも踏まえて、少しずつ謎が解明されていく様を読み進めていくのはやはり楽しいし気持ちいい。
そして天使やってるし、恋愛作品大好きにも関わらず最後の最後で鈍感系主人公を炸裂させてくるのはラノベのお約束。
あそこまで熱い行動をされて惚れられないと思う方がどうかしてるまである。
まぁ、伊緒自身が自分自身は恋愛ごとの対象外にしようとしてる感じがありますからね・・・過去のトラウマから・・・。
この先、伊緒と湊がくっつくというハッピーエンドを見届けたいのでぜひ2巻3巻と続いてほしいところ。
でも、湊以外にも亜貴もかなり魅力的なキャラクターなんですよね。
女性らしい魅力というより、伊緒を補佐する優秀なところとか、切れ味鋭い性格とか、そこらへんが見てて面白い。
亜貴も伊緒に想いを寄せてそうなところあるし、多角関係ラブコメに発展したらますます面白いぞ・・・。
というわけで、2巻にも期待。
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