※ネタバレ有り。閲覧注意です※
友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。 1巻 – 真代屋秀晃
2022年2月10日発売、1巻のネタバレ感想記事です。
感想
これはすごく残酷でドロドロな多角関係だ・・・。(大好物)
多角関係で捻れまくってる展開を読むだけでも楽しいのに、いかんせん成嶋夜瑠が蠱惑的すぎて・・・なんか、すごいね・・・?
キスシーンは正直興奮してしまった。正直すぎる感想で正直すまん。
純也と夜瑠、お互いの過去のトラウマを鮮明に描いた上で、さらに男3人の同盟やら新太郎にアドバイスしてしまった事実に雁字搦めにされながらの、夜瑠からのアタックだもんなぁ。
もうこんなとんでもなくグチャグチャに絡まりまくった関係性が面白くないわけないんだよなぁ・・・。
にしても夜瑠の心を動かしたのは、それこそ通常の友情関係の中に生まれそうな一般的なキッカケだなぁ、という感じでしたが。
ところが同い年の通常の友達というものを持たなかった夜瑠としては、そんな通常の友情の中でトキメクような経験をしたら一撃だったという構図。
なんなら、二人でコンビニに行った時の純也の友達思いな熱い気持ちを聞いた時点で、かなりキていた可能性はあったよね・・・。
なんにせよ新太郎が非常に可哀想というのは確かにそうなんですが、友達とのアニメ鑑賞会にスクイズ持ってくるから天罰と思うしかない。
青嵐のことを好きと言っていたのに急に気持ちを向けてきた夜瑠について、純也くんそこに疑問無いの?とも思ったけど、そこらへんの描写は2巻に期待。
2巻からは朝霧火乃子が純也周りの三角関係に突入してきて、その三角関係に対して新太郎がどう作用するのか?が気になるところ。
あれ、そうなると青嵐って同盟関係以外だと恋愛展開における活躍シーン無いのでは・・・?
なんにせよ、今後に期待か・・・。
というわけで非常に面白かったので急いで2巻に突撃してきます。