【ネタバレ感想】弱キャラ友崎くん Lv.1 – 面白いし、ライトな自己啓発本としても良い感じ?

投稿者:

※ネタバレ有り。閲覧注意です※

弱キャラ友崎くん Lv.1 – 屋久ユウキ

2016/5/23に発売された1巻のネタバレ感想記事となります。

感想

アニメ化で名前を見かけたので、1巻を読んでみることにしました。

構成がとても良く女性キャラも可愛い良質ラノベ、という読後感。

構成の巧さにほんと驚かされました。
最初から最後まで隙がない感じ。
2巻以降もこの構成で進むとなると、なかなかに楽しみ。

1巻読み終わった感じ、この本は評価が分かれそうだなぁと感じました。
評価が分かれそうというのが、ヒロインである日南葵の「人生は神ゲー」を主張する部分。
日南葵は「努力すれば人生は勝ち組になれる!」と豪語して、「人生はクソゲー」と言っていた主人公は一念発起して頑張り始めるわけなのですが。
これについては「頑張ればどうにかなる。わかる。」とポジティブに捉えられる人と、「そりゃ勝ち組はそう言うわな・・・」と捉える人とで、作品に対する評価は違ってくると思いました。

まぁもちろん、努力は大切ですし、努力すればもっとよくなるのに。と思うことは多々あります。
でもどうしようもない部分も人にはあるわけで、そこらへんの解釈の仕方によるのかなぁ、と・・・。

でも個人的には「そっか。じゃあ頑張ろうかな」と思わせてくれる内容で、私は好きな内容でした。
努力の仕方っていうのもライトな記載でそこまで自己啓発本って感じでもないので、ラノベの範囲内で上手に書けていると思いました。(そこそこ自己啓発本を読んだりした過去)

次に登場してくる女の子達ですが・・・。
日南葵は、これはヒロインになりえるのだろうか(笑)
結構罵詈雑言浴びせてきて、読者のイメージが悪くなっちゃってる気がする。
自信家なところは、それはそういうキャラとして割り切る感じで。

みみみこと、七海みなみ。
これ元気いっぱいっ子で可愛い。
中盤以降の登場がまったく無かったので、2巻以降での活躍に期待。

たまこと、夏林花火。
これもみみみと同じで、終盤の登場シーンが無かった。
この子は今の所、ヒロインとしては少し弱い印象。

泉優鈴。
いい子じゃん・・・。

菊池風香。
優勝している。
文中だとなんか黒髪ショートって書かれてたけど、フライさんのイラストを見ると銀髪ショート。

僕はね。

銀髪ショートがうにいくら丼より好きなんですよ。

最初に「攻略キャラ」として挙げられてしまったので、メインヒロインじゃなくなってしまうんじゃないかと、不安でお寿司が喉を通らない。(お金が無いから)

 
 
果たして主人公がどう成長していくのか、というところが楽しみですね。
リアリティ・・・は確かに無いかもしれないけど、まぁラノベにそんなにリアリティ求めてもしょうがない。
ひとまず菊池さんとの関係がどうなるかが気になるので、2巻を急いで読むしかない。

日南葵は・・・顔はどちゃくそに良いので、たまにランチデートしていちゃいちゃしてくれてればそれでいい。(割り切り事項)

3件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。