神作画・先が楽しみなストーリー - ワンダーエッグ・プライオリティを4話まで見てみた

【ネタバレ感想】ワンダーエッグ・プライオリティ 5話

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※ネタバレ有り。閲覧注意です※

ワンダーエッグ・プライオリティ 5話

2021年2月9日放送、5話のネタバレ感想記事です。

感想

青沼ねいるを深堀りする回でした。

随所で散りばめられていた青沼ねいるの戦闘シーン。
途切れ途切れ、かつ尺こそ短かったものの導入と締めの構成。

個人的には結構難解だったんですよね・・・。
まだまだ妄想で補うしかない、という。

新しく出された大きな情報としては、青沼ねいるの妹の死因
青沼ねいるを刺した妹が、そのまま橋から飛び降りて死んだ、と。
妹としては心中を図ってたんですかね・・・。
背中の傷跡の大きさから見て、ちょっとだけ刺したってレベルじゃなかったし。

そんな過去を振り返りながら、「どうして私は死なないのか」と自問する青沼ねいる。

ここの独白がかなり意味深だったのですが、5話時点では真意まで分かりませんでしたね。

心中するつもりで死んだ妹とどうして一緒に死んでやらなかった、という自問でしょうか。
刺した妹の心境や、刺すまでに至った姉妹の関係性や環境が益々気になるところ。
社長を務めてお金にも余裕がありそうだし、貧困とかそういう背景ではない気がする。(過去時点で社長だったのかは分かりませんが)

もし妹を生き返らせる=また妹と同じ世界に生きる、という選択肢が無かったとしたら・・・。
青沼ねいるが取りうる選択肢は「死ぬ」ことになったんですかね?
自分の体は顧みず妹を生き返らせようとしている青沼ねいるの価値観から、そうであっても不思議はないと妄想してしまいました。
まぁ”生き返らせた後”でどうしたいのか、ってのが青沼ねいるだけじゃなく4人全員まだボヤけているので、妄想の精度もブレやすいですが。
 
 
 
あと青沼ねいるにフォーカスを当てながらも、沢木桃恵の件についても深堀りがありました。
自殺した子の背景についても語られつつ、本質的に深堀りされていたのは沢木桃恵の人間性だった気がする。
よくも悪くも現代人、という感じの子でした。
かなりリアルな現代人の思想に近いような感じで、アニメのキャラクターとしての性格や思考としてはちょっとリアルすぎた気が。
あまり他人に興味が無いというか、本当に”今風の人”という印象を受けました。
まぁまだ4、5話しか出てきてないので、今後どういう風に描かれるのかも楽しみなところ。
 
 
川井リカの「女だからたまに感情が爆発する」という発言、またもや結構ヒヤヒヤな表現。
まぁホルモンバランスがメンタルに影響を与えるとか、身体的にそういったものがあるのは確かだけど昨今の時風ではなかなか際どい気も。
というのを、4話でアカと裏アカが話していた”男女の自殺における考え方”にも感じたんですよね。
かなりセンシティブなところにも踏み込むアニメという印象があります。
まぁ結構暗い題材を扱うアニメなので、そういった”踏み込み”は今後も多いのかもしれない。
今の所とても楽しく見られているので、変なところ炎上とかはしないでほしいと願う限りであります。
 
 
作画は相変わらず神がかってました。
今回の青沼ねいるさん、最初から最後までお顔が素敵でした。
足がいいです。足が。(顔も)

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