※一部ネタバレありです
※「とどのつまりの有頂天」の話もちらほらあります
YKコミックスで連載されていた”あらた伊里”先生の人気百合漫画、「とどのつまりの有頂天」。
電撃大王へ移籍された後は、「雨でも晴れでも」とタイトルを改変して新しく連載が始まることとなりました。
ちなみに第1話は月刊コミック 電撃大王 2020年2月号からスタートしています。
「とどのつまりの有頂天」、略して”とどつま”は既刊2巻(もう全2巻と呼ぶべきですかね?)となっていましたが。
「雨でも晴れでも」は”とどつま”の2巻の続きからではなく、一からのスタートとして連載を始める形となっていました。
移籍した経緯等については分からないのですが、2巻の終わり方が綺麗すぎて本作も追わずにはいられなくなった、というところ。
まぁ正直なところ、”とどつま”の2巻があまりにも神 is Godだったので、あの続きはあの続きで気になったんですけどね・・・。
同じような展開に行き着いてくれるといいのですが、「雨でも晴れでも」を最新話まで読んだ限りだと、なんだか少し違う展開になりそうな気がしなくもない。
ということで2020年4月27日時点での電撃大王最新号(2020年6月号)の第5話まで読みましたので、以下思ったところをちらほらと。
ペースが早い
とどつまに比べて、進行ペースがやたらと早いですね・・・。
これは電撃大王の編集の判断なんだろうか?
主人公の二人にがっつりフォーカスが当てられている点については、読みやすいし期待している内容通りなので嬉しいのですが。
いかんせん、サブキャラ達の描写が少ない気がする。
とどつま5話のたっくんと夜空の話とか大好きだったのに、雨でも晴れでもではカットされてるんですよね。
これはちょっと悲しい。
あと、猫崎さんの感情が育っていくペースがめちゃくちゃ早い。
とどつま10話で猫崎さんが行き着いていた感情が、雨でも晴れでもだと3、4話あたりで出てきてますからね。
若干展開が違う?
大きく違うと思ったのは4話のラスト。
こんな描写ありませんでしたからね・・・・・・。
ちょっと怖いし・・・。
ラストの煽り文句も怖さを引き立ててくるし・・・。
ぶっちゃけここ以外は特に違いは無いんですが、あまりにも大きな違いだったので特筆しました。
まぁ文字通りの意味ではないと思うのですが。
どういう意味での言葉なのでしょうね。
猫崎さんが”自分の気持ちを口に出すとき苦しそう”っていうのは、このことが関係している気がする。
絵柄が少しリアル
とどつまの時より、キャラクターの絵がリアルな場面が多くなった気がします。
線が細いというか、なんというか。
巫女装束に着替えるときの猫崎さんの下着姿とか。(着眼点)
抱き合っているときの一枚絵とか。
ギャグも存分に面白い漫画なのでデフォルメ調で描かれることが多いですし、とどつまでもその絵の割合が多かったのですが、今作では結構絵柄がシリアスになるシーンが多いと思いました。
これも編集の判断なのかな?
最後に
4話のラストの謎セリフ。
そして5話で「もうこの展開!?」ってところが大きく違うところでしたかね。
6話以降、大きく動いていきそうな気がします。
とどつま2巻ラストのような展開に追いつくのも早いような予感。
要望としては、サブキャラ達ももっと描いてほしいなぁ・・・。
6話からは個別の感想記事なんかも書いていきつつ、毎月追っていきたい所存。
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