※ネタバレ有り。閲覧注意です※
2019/4/19に公開となった「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」
公開当日、仕事終わりにレイトショーで早速観て参りました。
いやいやいや・・・。
こんな最高すぎる映画を見せられてしまったら、どうやって日常生活送ればいいんでしょうね・・・。
本日公開「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」石原監督「学校でどう居場所を見つけるか」/ エキサイトレビュー
上のリンクは、エキサイトレビュー様の石原監督インタビュー記事。
映画を観た後に読むと非常に面白いので、オススメです。
こちらのインタビュー記事を読んだ後に感想記事を書いてます。
以下、感想です。
感想
一年生
尺の都合上、色々とお話が削られたようで。
一年生のストーリーとしては、久石奏、鈴木美玲の話が主でしたね。
というか、さっちゃん(さつき)以外、全員めんどくさいぞ・・・(笑)
「あの人、ちょっと変わってるから…」って皆から言われるタイプの人間。いじめはよくない。
みっちゃん(美玲)の、マーチング本番の時の例のシーン。
良かった。素直になって部の中に居場所を作ろうとする健気な心がおっさんの胸を刺した。
違った観点だと、みっちゃんを連呼する久美子が凄く可愛かった(笑)
久美子さんは天使だよ・・・色々と・・・。
そして奏さん。今回の準主役と言っても良かったのではないでしょうか。
この子はちょっと頭が良すぎますねー・・・。
裏から色々と掌握しているような、そんな怖さがありましたが・・・。
しかしそんな立ち回りをしているのも、中学の頃の部活のいざこざが背景にあったと。
奏と久美子が雨に打たれながら走って。
久美子が包み隠さぬ本音をぶちまけ。
坂の上のベンチに座り、奏が身体を預けるシーン。
ぞっとするほど素晴らしかった。美しかった。
いやー・・・青春って素晴らしすぎる・・・。
そして最後の、全国出場が果たせなかった時。
奏が悔しいと涙を見せたシーン。
奏もまた、素直な気持ちをぶつけられるようになったと思うと、胸が熱くなる。
久美子さん、完全攻略完了ですね・・・。
奏ちゃん、ちょっと可愛すぎるのでは。
久美子と麗奈
相変わらずの二人で、非常に安心。かつ安定感。
マウスピースを洗いながら、奏(追記:みっちゃんだったっけ…?2回目見に行った時に確認…)に「距離近くないですか」って突っ込まれるシーンはさすがに笑いました(笑)
その後の「そう?」みたいな返しも、久美子と麗奈らしくていいですね・・・。
一年生といちゃつく秀一にハンドソープを投げつけるくらいに、久美子のことを大事に思ってるってのも、また良き。
そして今回のキービジュアルにもなっていた、大吉山の展望台のシーン。
え、みなさん。
ここ、作画やばすぎて鳥肌すごくなかったですか・・・?
久美子と麗奈の距離感、雰囲気。
蜜柑飴を食べさせる麗奈の仕草、久美子の表情。
恋愛感情や身体的な接触無しで、ここまで100点満点に近い百合表現を我々に突き付けてくる京都アニメーションとは、一体何なんだ。
ここまで美しいものを見せられたら、ちょっとやそっとの期間じゃ脳内から離れない。
仕事もFGOもマンガも手に付かない。
どうしてくれるんだよ京都アニメーションさんんんんんあああああああ!!!
本当に素晴らしい映像をありがとうございました。
久美子と秀一
冒頭の久美子、ちょっとかわいすぎましたね・・・。
石原監督がインタビュー記事でも書いてましたが、秀一の前にいる時の久美子は特に可愛く描こうとしていたと。
確かに納得の可愛さでした。
夏祭りの時の髪型と服装とか、童貞一撃死。
キスを拒否してしまう動作もなんか可愛いし、走り去っていっちゃうとことか青春すぎておじさんは凄い気持ちになったぞ。
映画冒頭の秀一の告白の後、結局どうなったの・・・?って視聴者に思わせておきながら。
段々と「あ、付き合ってるんだな」って悟らせる手法は、なかなか面白かった。
階段の踊り場で、奏から、秀一関連の話題でからかわれていた時の久美子はとんでもない可愛さでしたね(笑)
久美子の反応もめちゃくちゃ面白いし、あのシーンは映画館の中も湧いてました(笑)
しかし久美子はやっぱり真面目なわけで・・・。
いっぺんにいろんなことは出来ないと別れてしまうシーンは、切なかったけれども、二人が信頼し合っているからこそ、あの選択になったんだろうなぁ・・・と思いました。
一年以上先でも、またヘアピンを渡してくれると久美子は信じているのでしょう。
秀一だって絶対渡すだろ・・・こんな良い子が待っていてくれるのなら。
誓いのフィナーレは、そこがゴールなんですかね・・・?(原作未読なので見当違いな事言ってたらすみません汗)
リズと青い鳥
”リズと青い鳥”絡みのシーン、かなりありましたね!
ハッピーアイスクリームのシーンは吹き出してしまいました(笑)
リズと青い鳥絡みのシーンは色々とあったわけですが、一番感動したのは何と言っても最後の本番合奏。
リズと青い鳥の方で、みぞれと希美が最後に演奏するシーン。
あのシーンで、希美は涙を流しながら演奏を止めてしまうのですが・・・。
今回の映画での演奏シーン、同じ箇所で、フルートが止まらずに響き続けていたのを聴いた瞬間、涙が出そうでした。
みぞれのソロ。完璧に支えるから。今は、ちょっと待ってて。(”リズと青い鳥”より)
この約束が思い出されました。
希美がどんな思いでソロを支えられるまで練習したのかとか、色々と考えると・・・本当に涙が・・・。
そういった意味でも、”誓いのフィナーレ”は”リズと青い鳥”未視聴だと非常に勿体無い!!
まぁ、リズ観てない人はほとんどいないと思いますが・・・。
おわりに
なんだか、もっと色々と書きたいことがあったはずなんだけれど、一日経つと忘れちゃいますね・・・←
とりあえず今週中にもう一回見に行きたいです。第一週の来場特典コースターも欲しいし。
本当に素晴らしい映画でした。