【感想】citrus、号泣必至の感動百合マンガ

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※ネタバレ無しの感想記事となります

citrusのアニメを見た後に、原作の1~10巻を一気に読みました。

絵柄は結構少女マンガ寄り。内容は百合恋愛モノとなってます。
とりあえず1巻から最終巻である10巻まで一気に見た感想を一言で言うと…

人を愛することの素晴らしさ、尊さ、美しさ。そして人の優しさが学べる道徳の教科書。
人生には色々ある。楽しいこと、嬉しいこともあれば、勿論つらいこともある。壁にぶち当たることもあるだろう。だけど、そこで止まっちゃいけない。信じた相手がいるはずだ。愛した相手がいるはずだ。お前の想いを止めちゃいけない。愛のために進むんだ。一人で進むんじゃない。二人で進むんだ。二人で幸せになって、そして愛を掴むんだ。その先に二人の幸せがあるんだ!!!

お前らは世界で一番幸せなダブルヒロインだあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!

といった内容の百合マンガとなっております。
わたくし、もういい年した大人であります。

語りたい。
ネタバレしまくりながら思いっきりcitrusの良さを語りたい。
あそこが笑えた、泣けた、尊かった、号泣した、涙が流れた、目頭が熱くなった、朝が来るまで見知らぬ誰かに向かって心の内を叫び尽くしたい。

じゃあネタバレ無し感想記事なんて書くなよ、って思いましたよね?ネタバレ記事で好き勝手書けよって話ですよね?

未読の方に本当にオススメしたいからこそ、ネタバレ無し感想記事書いてるんですよおおおおおお!!!!!!

もうね、読んで。お願いだから読んで欲しい。
そして一緒に泣いてほしい。
喫茶店で一緒にコーヒーを飲んで一緒に泣きながら一緒にcitrusを読み合って一緒に周りの人たちからドン引かれてほしい。
そんな友達が欲しい。

冗談じゃなく、これは本当に道徳の教科書足り得ます。
小学校の道徳の授業で使用する教科書に今すぐ認定するべき。
イチャイチャしたりチュッチュしたりするシーンがあるけど、そこは文部科学省がどうにかしてくれる。

なぜ道徳の教科書になり得るか、疑問に思った方もいるでしょう。
この本は百合マンガです。同性愛について描かれたマンガです。
同性愛ゆえに、主人公たちは多くの悩みにぶつかります。
これはマンガの中だけではなく、現実世界にも数多く存在する悩みのはず。
そんな悩みを乗り超える二人のヒロイン。支えてくれる仲間たち。
ヒロイン二人の間の愛だけではなく、周りの仲間達からも多くの愛を受け、この物語は感動のフィナーレを迎えます。
人を大切にするということ、人の考えを尊重するということ、多くの事が学べる道徳の教科書です、これは。

そして道徳の教科書なのに、アラサーサラリーマンが物凄くニヤニヤします。とめどなく。
やっぱりこれは小学校の道徳の教科書には出来ないわ。
だってちょっとエッチなんだもん。
その代わりに人生の教科書にしよう。

多くが語れないのがツラい。本当にツラいです。
良いところがいっぱいある漫画です。
ギャグも面白いし、絵も綺麗だし、何より泣けます。
今日東京都で大雨洪水警報がありましたよね。あれは私です。
中盤と終盤で泣かされます。併せてティッシュも買いましょう。

色々と百合マンガを読んできた百合漫画研究家の私ですが、これは強くオススメできる一冊です。
ラストで強い感動が押し寄せる百合漫画。
読後の幸福感、かなり大きいです。

最終巻まで読んだら僕と一緒に喫茶店で泣きましょう。

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