※ネタバレ有り。閲覧注意です※
義妹生活 7巻 – 三河ごーすと
2022年12月23日発売、7巻のネタバレ感想記事です。
前巻、6巻の感想記事は以下リンクからどうぞ。
感想
なんだかご褒美巻でありつつ、一休憩的な一冊でもあったような気がします。
今までの巻では色々なことがあったけどいったん関係は落ち着くところに落ち着いたし、これから先二人には色々と試練が待ち受けると思うけどその前にちょっと休憩、みたいな。
ってわけで特に波乱万丈で何かが起こるというわけでもなく、修学旅行での沙季の甘々ムーブが繰り広げられるというご褒美な巻でした。
一緒に住んでいるという距離の近さがあるのにキスで踏みとどまってるの、浅村くんの冷静さと大人っぽさが逆に怖い。
次巻予告でも書いてましたが、次は二人の距離感が変わりそうな予感がしますね。
このままじゃ歯止めが効かなくなるから、高校生で家族4人で暮らしている内は恋人ムーブはいったんお預けにしよう、とか浅村くんなら言い出しかねない。
以前の沙季ならすんなりOK出してそうな気がしますが、最近は好き好きオーラが半端じゃないので一波乱起きそうなんだよな・・・。
むしろそこで駄々をこねる沙季を見たくないのかと問われたら、それしか見たくありませんと答えるしかないのですが。
なんにせよ、浅村くんが自分自身を客観的に見る動きが洗練されすぎていてすごい。
最後に島内で会いたいって沙季からLINEがきて、それに対して「自分の”会いたい”って気持ち伝えられてないからダメじゃん」と思い至って最後に追伸で送信してたやつ。
相手からどんな自分を求められているのか、ってとこまで考えが及んでいてすごすぎる。
もう少し感情的に動いてもいいんだよ・・・。(別の雰囲気の作品になっちゃう)
というわけでスイーツのような一冊でした。
浅村くんも大概すごいけど、丸はなんだかもう仙人の領域だよな・・・。
恋人として周りの友人に明かし始めたのなら、次はそれぞれの親に。となりそうですが、果たしてどうなるのやら。
って点が8巻以降で楽しみにしている部分です。
今の家族の形を壊さないことを最優先にしている二人だけに、ここの両立ができるのかが非常に難しそう。
それぞれの親は夫婦で、じゃあ自分たちも・・・っていうのはなんだか新しい形で面白そうだけども。(法令的にどうなのかは難しいから考えるのをやめた)
ではまた次巻の感想にて。
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