※ネタバレ有り。閲覧注意です※
合格のための! やさしい三角関係入門 第3話「花咲く娘の25時」 – 缶乃
前話、第2話の感想記事は以下リンクよりどうぞ。
缶乃先生新連載、第3話。
4月末で4話まで公開されてる状態で1話から駆け抜けてますが、めちゃくちゃ面白くなりそうな予感の百合マンガ。
いろいろと百合作品が完結してしまった中で、かなり期待している一作です。
今回はあきらのお話。
1話が真幸、2話が凛、3話があきらの過去話、という順番で展開された形ですか。
4話以降は、いよいよ交流戦かな・・・。(戦とは)
3話のタイトル、”扉絵”と”あきらが眠れなかった”、くらいしか絡んでないけど、そこまで深い意味はないのかな。(どうしても深読みしてしまう勢)
感想
ご乱心のあきらさん
2話で凛から話を聞いた直後にどんな反応をするのか気になっていましたが。
「キスしちゃった」という話に加えて、「いまは好きな人いない」という決定打までキメられてしまったわけだけど、そっちのダメージはどうやら無い模様。
あるいは、全部含めての総合ダメージですかね・・・。
告白もせずに振られた、ってくらいのダメージ。
彼よりバスケが上手くないとつきあえないかな
いや、さすがにこれは笑ってしまった。
これはさすがに無理(笑)
遠巻きな拒否の返答と思われるだろうし、これが本気だったらそれはそれで・・・・・・。
女子高生の間とかだと、「真面目に返事してあげないとか可哀想。調子乗ってるよね。」とか陰口言われそう。(勝手な偏見による言動)
とは言ったものの、あきらが真面目で誠実ってところがあるのかもしれませんね。
あと、妥協を許さない性格。
好きな人の一番として・・・って言ってる時の顔、完全に乙女。
噂の木
これはーーーー・・・。
某やがてなんとかになる百合漫画の某先輩のポジション・・・・・・。
このパターン、完全に当てはまってしまうのでは。
恋に落ちるなんて無いと思っていたところからの、自分の決意がどうにでもなるような強烈な”一目惚れ”。
超絶美人だけどお願いされたらすぐキスしちゃう凛先輩、まじで罪深いな。(百合的に褒め言葉)
でも”凛”ってすぐ呼び捨てにして距離縮めていく作戦のあきらも罪深い・・・と思ったら、照れる様子もなく”あきら”と返す凛さんやっぱり罪深いカウンター。
ページとコマ数的に、仲良くなってからすぐにキスの相談されたような感覚に陥ったけど、
「日々を積み重ねて」
という中に色々なものがあったんでしょうね。(と言っても数ヶ月?)
どうしようもないほどに想いが大きくなってしまい、そして「噂の木」で告白するのか!?と思いきや。
完全にタイミングを逃してしまいましたね、あきら・・・。
立派すぎる気遣いだけど、その気遣いは恋愛において吉と出るのかは分からないのが残酷なところですよね・・・。
告白の象徴である「噂の木」に背を向けるあきら。
見てみぬふりをしたのは、自分の感傷だけじゃないように思えます。
最後に
次号は真幸とあきらのお話になるのかな?
1話で少し絡んだだけで、この二人のお話は初めてになりそうですね。
三角関係的には一番後回しにされてた気がする。(とは言っても次話でもまだ4話)
それにしても真幸の必死のお誘いは、あきらにとってはまだ「気分転換」レベル。
なんか一番実現性がありそうな二者間、真幸と凛だよなぁ、今の所・・・。
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