※ネタバレ有り。閲覧注意です※
合格のための! やさしい三角関係入門 第6話「陽光の下で」 – 缶乃
6/27発売の電撃大王2020年8月号に掲載されている第6話、読み終わりました。
めちゃくちゃ続きが気になるところで終わりましたが、来月号は休載って缶乃さんがツイートしてましたね・・・残念だ・・・。(ゆっくりお休みください)
それにしても話の展開が早い。
マンネリ展開になることなくどんどん話が進んでいくので、読んでいるこちらも気持ちがいいし面白い。
しかも最近はお楽しみシーンもあるしね・・・。(果たしてどこまで行ってしまうのか)
感想
あきらの思い出
口絵の前に、小学校時代のあきらと真幸の過去話がありました。
それを思い出している時のあきらの心境としては
とのことですが。
まぁ6話の内容を見る限り、守ってあげようと思っていた、か弱い女の子に意中の女の子を取られた、っていう描写への伏線ですね。
か弱いと思ってたのに・・・ってとこからの、なのに負けるのは許せん!!って感じかな。
でも、凛の相手が真幸って判明してから過去のことを思い出すのは分かるけど、真幸って判明する前だったからな・・・。
ってことでさらっと読み飛ばしてしまうのは惜しいような描写に思われたので、少し考えてみる。
そして考えた結果が以下。(途中式は省略するタイプの理系)
自分好みの展開を妄想しているだけなので、あしからず。
・凛の生徒は真幸ではないかと推測
↓
・となると、真幸は凛に色々と(意味深)手ほどきしてもらっている
↓
・凛のことが好きなので嫉妬が爆発(これは明らかに本心)
↓
・しかし、真幸のことは自分(あきら)が面倒を見てあげなきゃ、優しくしてあげなきゃという意識が心の中にある(過去の記憶の件)
↓
・その役目を凛に奪われたことに対する嫉妬もあるのかも(あきらにとっては無意識)
凛のことが好きという気持ちは明らかで疑いようは無いですが、真幸に対してどこまで気持ちがあるのかがまだまだ分からないところ。
文字通り、「あたしが優しくしてあげなきゃ」という保護者意識のような段階でとどまるものだったら、あきら⇔真幸間でこれ以上の発展は見込めそうにはないですが・・・。
っていうか6話ラストを見る限り、真幸へのヘイトが半端ないからね・・・。
でも上でも書いたように、単に真幸が羨ましいってだけなら過去の「優しくしてあげなきゃ」という記憶が先に呼び起こされるのは少し違う気がするんですよね。
“真幸に凛を取られた”、ってだけではなく”凛に真幸を取られた”って無意識があるのかもしれない。
たぶん無いけど。(あきらさんまじおこだったからな・・・)
それにしても、自分の妄想を垂れ流して好みの展開を夢想するオタクってやっぱ怖い。
天然たらし、そして・・・
天然たらし兵器が6話でも本領を発揮。
いつもたらされてるあきらさんが気の毒になってくるレベル・・・だけど天然なので罪は無い。
それがまた罪深いのである。(byニーチェ)
という感じでいつもたらしこまれてしまうあきらさんは平常運転。(たらしこまれるとは)
ここまでは平和だったんだが・・・。
今の高校受験って保険体育も出るんだね。僕の学生時代と違ってずいぶんと実践的でいいと思う。
しかしすごいよね・・・押し倒してるからね・・・。
ちゅっちゅからの耳からの首からのそれ以上はいけないコンボが見開き1ページで行われている。
あのキスの時ってこんなに過激な描写あったかな?
5話からちゅっちゅはしてたけど、たった1話進んだだけで致してしまおうとする家庭教師のお姉さん。
電撃大王は全年齢向けだって小耳に挟みました。
そしていざ開門の瞬間に間に入ってくるお母さん。(意味深な文言)
発禁指定を免れることに成功。
これはさすがに確信犯すぎる。
続きがどうなってしまうのかなんて、真幸ちゃんわかってますよね。わかってますよね・・・・・・。
ワンチャン、凛ちゃんは悪くないような気もしてきた。
だって、こんなこと言われちゃ・・・ねぇ・・・。
この後の「いえ、私も勉強になってますし」も少し意味深すぎて血圧の上昇が抑えられなかった。
からだすこやか茶。
お部屋から出る前はドアが開いているにも関わらず大胆な犯行。
なんかもうどんどんエスカレートしてどうなっちゃうのか分かんないなこれ。
来月休載なのが尚更しんどくなってきた。
罪悪感はあるけれど、すべては真幸の助けになりたいがため・・・。
っていうのは言い訳で、好きな人と一緒にいたいってのが本心だろうな・・・。
凛の方にはこのまま突き進んでいくことに恐怖心はあまりなさそうですが、真幸のほうは少し怖いみたいなんですよね。
その先を知りたいという興味が、凛だからなのかどうか、ってところは読者として1番の興味どころ。
そして「見つかっちゃダメ」って言っておきながらあきらにすぐ見つかっちゃうまではストーリー上のお約束。
あきらさんの苛立ち
ということで最重要局面を木陰から見つけてしまったあきらさん。
苛立った時にストローをかじる描写は前からありましたが・・・。
このかじり具合はちょっと規格外。
根元までゲッソリじゃん・・・・・・。
例の木の下に連れて行くわけですが、凛の口から絶望的な決意を聞いてしまったわけですね。
凛の口から想い人への気持ちが告げられた時、約束の木の下に立っているのは想い人ではなく、凛に想われていない”自分”という残酷すぎる現実・・・。
いつも強気なあきらの目には涙。
そして絶望する表情。
あきらさん・・・真幸ちゃん、すごく頑張り屋なんです・・・。
確かに不器用だし、バスケもあきらさんより弱くて、勉強だってまだまだかもしれないけどすごく頑張ってるんです・・・。
あと色んなことに興味津々だし自分からキスしちゃったりするし、まだまだ知りたがりなだけなのにやたらと感度は良さそうなご様子なんです。(最低な感想)
どちらにせよ、あきらの中での真幸はまだまだ庇護対象なんだなぁ、と。
凛の存在でどこまで真幸が変わって、あきらの目にどう映るようになるのか楽しみだけど・・・、ひとまず今のヘイト状態を解かないことにはあきら⇔真幸間は始まらない予感しかしない。
確かに普通の人なら「終わった・・・」くらい言いそうだけど、あきらは「負けた」でしたもんね。
そうだよ、終わってない。
ってことでここから勝ちを狙いに行くあきらさん、勝機はあるのだろうか。
そしてあきらから「代わりにキスを教える」と言われてしまった凛ですが・・・。
これ、さすがに素直に承諾はできないですよねぇ・・・。
凛とあきらの間でバトルが勃発しそうな予感がする。
凛としても、真幸の意中の人があきらだと気づくまでそんなに時間は要さないんじゃないだろうか。
最後に
一旦、三角関係の現状を整理。
あきらは、真幸の矢印が自分に向いていることに気付いていない。
凛は、真幸の矢印があきらに向いていることに気付いていないし、あきらの矢印が凛に向いていることに気付いていない。
真幸は、あきらの矢印が凛に向いていることに気付いていないし、そもそも凛とあきらが繋がっていることも知らない。
という三角関係の現状ですかね。
真幸ちゃん、持っている情報量が少なすぎるな・・・笑
なんにせよ、凛とあきらの間で真幸を巡ったバトルが始まるのだろうか?
次回が楽しみすぎる!!!ってとこなんだけど・・・・・・
そしてスケジュールの関係で、来月(7月)発売の大王ではおやすみをいただいています。続きの7話は8月発売号に掲載予定です。単行本作業がんばります!!
— 缶乃◆合格のための!やさしい三角関係入門1巻8月 (@_canno) June 26, 2020
ぴえん
ではまた8月末に。
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