※ネタバレ有り。閲覧注意です※
彼女、お借りします 9巻 – 宮島 礼吏
本日2019/3/15発売の「彼女、お借りします」最新刊の第9巻、読み終わりました。
なかなか千鶴との仲が進展しないまま数巻過ぎていますが・・・。
果たして9巻では進展があったのか。
というわけで以下感想です。
感想
進展無い・・・
はい、今回も千鶴との間に目立った進展はありませんでした・・。
まぁ、だんだん慣れてきましたね、この構成にも(笑)
強いていえば、お互いにプライベートのLINEを知ることが出来た、というところでしょうか。
偶然居合わせた飲みの場でのグループなので、個人的なLINE友だちにはなっていないようですが。
千鶴側も「LINEの友だち追加をしてしまいたい・・・!」って感じでモヤモヤしてるところは、なかなかエモかったですが(笑)
でもこういう感じの素振りって、結構前から頻発してるんですよねぇ。
もう少し、一歩進んだ展開が欲しいところです、宮島先生。
梅干し食べた時の「すっぱ!」は良い表現でした。色々と含みがあって。
墨ちゃん
墨ちゃんの出番は最初だけでおしまい。
この子の立ち位置も、今のところ微妙なところですね・・・。
和也の事が好きってことで確定のようですが、そのキャラで行くんなら千鶴にライバル宣言するくらいの勢いが欲しい。
でもそうなっちゃうと、るかちゃんとキャラが被るんですよねぇ。
墨ちゃんの立ち位置って、一体・・・。
墨ちゃんは今後に期待ですね。
るりちゃんとマミちゃん
るりちゃんはいつも通りの立ち振る舞いで、特に真新しさは無し。
新鮮味が欲しいところではありますが。
でも和也の事が「好きだぁー!!」ってはひたすらに伝わってくるので、その点は可愛いですよねぇ・・・。
これでフラずに置いておくだけの和也という男も、なかなかに罪深いですよ・・・。
一方のマミちゃん。
この子は一体どこに行こうとしているのか。
相変わらず黒目演出が怖い。
今後のストーリー上で、どんな役割を担うことになるんだろう・・・。
なんだか、今の所必要性を感じない、というところが少し悲しい(泣)
おわりに
9巻は・・・悲しいことに、あまり進展なかったですねぇ・・・。
9巻”も”、と言うべきなのでしょうか。
最近は墨ちゃんというキャラクターも増えて、ますますハーレム化していく和也の周りではありますが。
このままズルズルと中途半端なハーレム展開を続けていかれると、少しつらいという点は否めません。
千鶴との恋を描いていくのなら、正直なところ和也と千鶴だけで話は完結させられる気がするんですよね。
るりについては、もはや恋敵という点で千鶴の眼中になさそうなので、るりを振るストーリーは千鶴抜きでも進んでしまう。
もう少し千鶴とるりに何かしらの因果関係があったのならば、るりとの別れのストーリーが描かれる際に、ストーリーに箔が付いた気もするのですが。
マミは・・・元カノだったという点については和也・千鶴の中で折り合いがついているので、もういなくても話は進んでしまいそう。
マミの気持ちに整理をつけるようなストーリーは果たして用意されるんですかね。
と、色々と酷評してしまいましたが。
他のキャラの立ち位置が不明でも、まぁそれは本筋ではないのでしょうがないと割り切れます。
別の感想記事で書きましたが、このマンガで大事なのは、やはり「千鶴の可愛さ」。
もう、この一点なんですよねぇ。
この一点にすがっている、と言ってもいいかもしれませんが。
9巻はどちらかというと”一ノ瀬千鶴”のターンでしたね。
プライベートの千鶴で絡むことが多くなってきた。と考えれば、一種の進展なのかもしれません。
和也を介抱する時、優しく寄り添ってあげていた姿は、9巻の一番の見所ですかね。
あと、LINE友だちに追加しようにも出来なくてモヤモヤしているところ(笑)
その他は・・・うーん。次巻に期待ですか。
というわけで若干盛り上がりに欠けた9巻ではありましたが。
今後の千鶴さんとの仲の発展を祈って、10巻を待つこととします。
10巻はまた2ヶ月後ですかね?
となると発売予想日は5月中旬でしょうか。
短いようで、長いなぁ・・・。
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