※ネタバレ有り。閲覧注意です※
彼女、お借りします 第22巻 – 宮島 礼吏
2021年8月17日に発売された22巻のネタバレ感想記事です。
引き伸ばしがすごい。
いや、もう、これ告白するするしないしないしないしないしない詐欺で前後不覚に陥りそう。
せっかちな僕は100回くらい詐欺にひっかかったのでもうお金がない。
どうも、日本ラブコメ大好き学会の一般会員の者です。
あなたも詐欺に引っかかった口でしょうか?
しかしこの漫画を22巻まで読んだ鍛えられた読者なら、引っかかったと口では言いつつもこの展開のスピードには慣れているはず。
むしろこれに慣れたからこそ19巻あたりの神展開を迎えられたわけで。
そう考えたらこの焦れ焦れ展開を乗り切った先には来たるべき最終展開が待ち受けているのかもしれない。
というか待ち受けてなかったら色々と不信になっちゃうから、まじでそこだけは頼む。
まぁ和也が丁寧に丁寧にしてきた気持ちをやっと告白する、という段階まで来ただけでもすごいことですからね・・・。
まだまだあと15巻くらい引き伸ばして千鶴の赤面シーンを引き出してくれるのなら、もう買いますです。はい。
ついていくことしかできねぇ。
今回の千鶴の激アツシーン、「空気読んでよ」のところ。
どういうことなんだろう。
ポジティブに考えるなら、もっとムードのある展開に持ち込んでから、という告白定番ムードに持っていけばOKということ?
あるいは告白OKの気持ちの整理がついてきた段階で、もっといい雰囲気とか場所で告白される想定だったということ・・・?
で、ネガティブに考えると普通に「家族旅行の最中のドタバタ中の真っ昼間の部屋の中で告白はないわ」ってこと・・・?
リアルで考えると後者。圧倒的に。
でも圧倒的に後者だとすると、あんなに嬉しそうに(読み手の勝手な心理)赤面しないと思うんですよね。
今巻最大の千鶴の見せ場なわけだし・・・。(水着シーンは除く)
というモヤモヤを残したまま22巻が終わってしまった。
最後の表情もツーンとしてるし、千鶴の心情が分からん・・・。
でも千鶴の心情がわからなくてモヤモヤしちゃう、っていう感じのミステリーを楽しむのがこの漫画の楽しみ方ですから。(迷言)
結局どうなんだろう、というのが気になっているところに時折刺される赤面シーンがクセになっちゃう。
幾度となくこれやられて気づけた22巻。
本音を言うと23巻ではもう少し展開がほしい。お願いします。
23巻はまた2ヶ月後だろうか。10月か・・・。長いな・・・。
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