※ネタバレ有り。閲覧注意です※
きみは本当に僕の天使なのか 2巻 – しめさば
2022年1月23日発売の2巻、ネタバレ感想記事です。
1巻の感想記事は以下リンクからどうぞ。
感想
2巻も面白かった・・・。
1巻の比重が瀬在麗だったところを、今回は間島杏樹に振りつつ、最後の最後で瀬在麗~~~やはりお前は~~~~~~!!!!
という終わり方だった。
これは早急に3巻を読まなければいけないのではないだろうか。
この作品、別に百合作品というわけじゃないんだけど。
「約束する」「嘘ついたら、殺す」的なセリフは、もう関係性に百合を感じてしまうよな???
途中百合作品だと勘違いしながら読みそうになってしまったよ、僕は。
女と女の関係性、よき・・・・・・。
あえて脱線したので話を戻します。
杏樹を戻すのに丸々1巻使うかと思ったら中盤くらいで戻ってきて後は麗のターンかな?と思ったらそうじゃなかった。
あの感動的なライブシーンと、そして麗のテンポずらしレッスンの伏線回収はめちゃくちゃ面白かった。
麗と本音で話し合うシーンも、百合だよな・・・。(脱線の予感)
新キャラとして真臣さん出てきたけど、本格的に恋愛絡みしてくることあるんだろうか?
麗を焚き付けて、それを読者が尊い顔して読み進める人員くらいにしか今のところは感じられない。
今後の絡みに期待。
というストーリー的な感想とは別に、麗さんがジェラるところが正直たまらん。
要所要所でこの要素挟んでくるのいいよね・・・。
ホテル連れ込み事件直後とか、かなり最高でした。
優羽の高校生の時の例の相手が麗こと瀬戸内玲だったってのは、1巻で書いた以下感想のように、まぁ大筋は合ってるのかな・・・?。(優羽のためにアイドル目指したかってのはまだわからん)
小学生時代に色々致す
↓
女性恐怖症になる
↓
アイドルにハマる
↓
ボーイッシュな女の子(麗)に「僕よりも、アイドルの方が好きなんだ?」と言われる
↓
アイドルは彼を振り向かせる手段、ということで麗がアイドルを目指す
紆余曲折というか、アイドルという経路を経てついに二人は結ばれたっぽいところで2巻が終わったわけですが、”決定的な夜”ってのはやはりそういうことか。
今までの優羽は、麗のことをアイドルとして見ていて、家に押しかけてくる麗もあくまでもアイドルとして知った後の麗だったのですが。
これからはアイドルとしての麗と、プライベートの時は高校生の時に深い関係にあった瀬戸内玲として見ることができるので、いい具合の言い訳はできた気がする。
まぁ3巻冒頭で、二人の関係性がどうなったのかってところが一番気になるところ。
このラノベ、全巻完結してから一気に読みたかったな。(後の祭り)