※ネタバレ有り。閲覧注意です※
政宗くんのリベンジ – Tiv, 竹岡葉月
2018年に完結済みの作品ですが、2日で全て読み終わりました。
面白かった・・・・・・!
1~11巻、0巻、別編 レンタル彼氏 政宗くんの順番で読みました。
別編 レンタル彼氏 政宗くん、ちょっと最高すぎない?????
愛姫のあの表情が可愛すぎて、ここ最近のラブコメ漫画の中でも随一の素晴らしさだったな・・・。
最後まで読み終わってからの、この別編が本当に素晴らしかった。
全キャラの魅力がうまく惹き出されていた・・・。
感想
ということで本編の感想を。
結構驚きの展開もあって、楽しく読めるシリーズでした。
本編10巻、後日談的な11巻、短編集としての0巻、そして至高の書き下ろし別編が1話分。
長すぎず短すぎずで、各キャラの魅力たっぷりの短編集や書き下ろしなんかもあるので、飽きずに楽しむことができました。
そして第一の魅力といえば、言わずもがな神絵師・Tiv先生が作画を担当しておられるということ。
全ページ、全コマで魅力的な絵を披露されているので、非常に眼福な漫画でした。
特に見開きや印象的なシーンの美しさと言ったら・・・。
この美しさは是非読んで体験してほしい。
特に表紙や扉絵、カラーページなんかは最高です。
更に、キャラクターがめちゃめちゃ可愛い。
これはTiv先生が描いているというところとリンクして、本当に可愛くて参ってしまう。
ラブコメを読んでいたら陥ってしまいがちな、「ヒトリダケナンテエラベナイヨー」現象になってしまった。
みんな可愛いんだよ、本当に・・・。
唐突にガッツリネタバレになっていきますが、愛姫が序盤・終盤でキャラクターがひっくり返っててびっくりしましたね。
人間的に成長した、と言えばそんな感じがしますが。
序盤・中盤あたりは性格もキツくて「もう寧子にしようや・・・」ってなっちゃってたけど(笑)
終盤、デレが来ちゃってからは可愛くて可愛くて僕はもうどうしようかと思ってしまったよね。
やはり紀元前からツンデレは強い。
10巻あたりの展開から、これは!と思わせてくれたのが師匠こと、小岩井吉乃。
田舎に押しかけてキスをしたあたりで、「これ、吉乃ENDだったのかぁ~~、1巻の表紙は愛姫だったのにぃ~~~」ってマジで頭抱えて育毛必至になっちゃいました。
愛姫はもちろん1巻から可愛いけど、師匠も可愛すぎて・・・・・・と、9、10巻あたりはガチでしんどかったです。
なんか、どっちのENDになってもきちぃ~~~~、って思ってたからなぁ、マジで・・・。
からの10巻の、あの終わらせ方。
周りのキャラクターからの全ての気持ちを政宗は受け止めた上で、最終的に愛姫を選ぶという結末。
一時は燃え尽き症候群になってしまって、「もうこれは師匠しかないじゃん」って思わせて・・・からの、
こんなに一人のことを考えて努力できるのって 君だけなんだよ
という、「そっちかぁ~~~!!!たしかにぃ~~~!!!」と思わせてくれる展開。
リベンジをする、という意味では正しい目標は小岩井吉乃だったんだけれども。
政宗がその一人のことを考えて努力してきた対象は確かに愛姫だった、というのは軸からブレない結論で、僕は「良いなぁ~~」と思いましたね。
賛否両論あるだろうな、と思ってはいますが、僕はすごく好きな結末でした。
最後の最後は愛姫と政宗だけにフォーカスして終わるのではなく、それを見守る師匠の笑顔があった、という構成には完全に涙持っていかれました。
てか、政宗くん廊下で舌入れるのはダメよ・・・(笑)
最後に
その後の11巻、0巻、別編は完全なるボーナスステージなので楽しむだけ楽しませていただきました。
9、10巻あたりがレイニーなので、これくらいボーナスが無いとね。
それにしても別編のレンタル彼氏編、本当に良かった・・・。
本当に良かったよ、これ・・・。(何度だって言う)
またこの二人の原作・作画で新作を出してくれないかなぁ、なんて思わせてくれるくらい面白いラブコメでした。
別編は完結してから二年後の2020年7月に出てるみたいなので、もし叶うのであれば他の別編なんかも出てほしいなぁと思ったり。
ではでは。