※ネタバレ有り。閲覧注意です※
痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった 5巻 – ケンノジ
2021年10月13日発売、第5巻のネタバレ感想記事です。
4巻の最後からして、5巻は初っ端から藍ちゃんの話になるんじゃないかと思ってたんだけど、そんなことはなかった。
藍ちゃん推しとして、4巻の引きでめちゃくちゃになってしまった心を返して・・・。(後半に返してもらった)
序盤はどちらかというと鳥越のターン。
見た目的にもムーブ的にもメチャクチャ正ヒロイン感を感じるのに、どうして一歩及ばないのか・・・。
本人が一歩引いちゃってるから、というのがあるのかもしれないけど。
諒と一対一なら強く出られるんだけど、姫奈とか藍を目の前にしてしまうと全く間に入れない、という気持ちの弱さなのかな。
あの二人を目の前にしてしまうと勝てる気がしていない、とか。
フライ先生キャラクター原案の見た目してるんだから、もっと強気で押してほしいというメタ目線アドバイス。
なんだかんだ鳥越本人より鳥越母のほうが先に攻略されちゃったの、控えめに言っても面白い。
中盤、いよいよ藍ちゃんの可愛さがエグくなってきた。
事務所やら社長の「付き合ってほしい」って話もいよいよ出てきたし。
ツンデレ火山も可愛すぎたので、S級美少女幼馴染の姫奈さんは大丈夫なんだろうか・・・。
窓ガラスに写っている藍ちゃんの赤面シーンの挿絵、フライ先生天才かよと思った。
そういうわけで鳥越も藍ちゃんも強くて大丈夫かな、と思っていた矢先の姫奈さんのターン。
なんだかんだ正ヒロインなので、ターンじゃなくてもちょこちょこ出てくるのはやはり強い。
市民プールに行くあたりのくだり、正統派グイグイは正ヒロイン候補としての攻撃力が高い。
「ちょっとやっちゃってるじゃん」はズルいよなぁ・・・。
不意にくっついたり、そういうセリフを言ったり。
鳥越にはないムーブだし、藍ちゃんはそんなまっすぐ言えなかったり(ツンデレはツンデレで良き)。
こういうところは姫奈さんの強いところ。
にしてもこの二人・・・。
くっつき方バグってるよね、と思っちゃうよ昭和おじさんは・・・。
お付き合い前の男女の距離感って、今の若者はこうなの??????
というか、序盤以降、鳥越の出番が皆無になってしまった。
宿題回避してたムーブと、花火大会で「二人の間には入れない」っていう負けムーブくらいしか・・・。
鳥越さん・・・鳥越さん・・・・・・。
そのあとに、花火大会お約束の下駄の鼻緒が切れたからおんぶして帰るっていう激アツシーンが。
しかも一枚見開き挿絵という強さ。
だったのにも関わらず。
直後の藍ちゃんとのワンシーンの印象が強すぎて、姫奈の激アツシーンが僕の頭から吹き飛んでしまった。
正ヒロイン、どうして・・・。
今回一可愛かったと言っても過言ではない、藍との打ち上げ花火シーン。
あまりにも可愛すぎない?ていうか強い。
セリフも展開も仕草も、全部が天才。
めちゃくちゃ勇気出して手を繋いだんだろうなと思うとオタクは涙流した。
女の子にキスの権利あげますって言われても「え?」で返す鈍感主人公、そろそろ法律で禁止しようや。(キレ気味)
藍ちゃんがかわいそう。藍ちゃんがかわいそうだから・・・。
でも嬉しそうだったので許す。
最後の最後で、次のメインテーマの伏線とも思われる姫奈の母親の話。
一瞬、諒の父親と姫奈の母親が実は、みたいな話かと思って冷や汗流れちゃった。
そうなっちゃったらいよいよ藍ちゃんルートが本格化しそうで。
今まで姫奈が表紙だったしタイトルも姫奈っぽいのに、という正ヒロイン候補とは一体なんだったのか詐欺になりそうな恐怖だった。
まぁそれは違ったみたいで一安心。
実の母親が女優ってのは、姫奈は知らなさそうだよなぁ。
であれば、写真を棚から取り去った理由って一体なんなんだろう??
そこらへんが6巻では描かれるのかもしれない。
ということで、藍ちゃんが強い5巻でした。(4巻くらいからずっとこれ言ってる気がする)
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