※ネタバレ有り。閲覧注意です※
その着せ替え人形は恋をする 11巻 – 福田晋一
2023年3月25日発売、11巻のネタバレ感想記事です。
前巻、10巻の感想記事は以下リンクからどうぞ。
感想
ジュジュ様推しの自分にとってはご褒美巻でした。
そもそも10巻ラストの時点で、ジュジュ様推しの人たちは待ちきれなかった11巻だったことでしょう・・・。
10巻以前、ちょっとジュジュ様の登場少なかったので嬉しい限りでした。
なんにせよ、本当にどのコマを切り取ってもジュジュ様美しいよな・・・。(推しカメラ)
趣味をいつまで続けていいのか、という話は凄くタメになる人生観だし。
やっぱり周りの目なんて気にせずに自分の”好き”を貫くだけだよなぁ、と。(じゃないとオタクやってられない)
かねてより謎だったアキラさんの海夢避けの理由。
オタクなんだからこの展開は読めていたはずなのに、自分としては予想外だったのでいい意味でやられました。
なんか、過去に苦手だった人たちに似ているとかそういう理由かと思い込んでた。
推しバレしてからのオタク的言動や行動が面白すぎるし、そういえばこういう展開の時の五条くんの顔、こんなんだったな・・・。
棺の撮影、ジュジュ様がめまい起こしたシーンで過去の母親の会話を思い出すところ。
あれはただの母親との会話シーンのはずなのに、ゲーム内の会話と混じって完全にホラーな記憶になってしまってる・・・。
というかホラー苦手なのでジュジュ様のフラッシュバックはちょっと怖かった泣
海夢ちゃんの告白展開そろそろ来るだろうと思っていたら、また引き延ばしになっちゃった。
とはいえ、このマンガにおいては引き延ばされても何故か全然苦じゃない。
展開が面白いのもそうだし、告白できない流れが自然だからだろうな・・・。
しかし11巻最後のコマが「ビスクドール」でタイトル回収してきたし、告白もそろそろと考えるとなんだか終わりが近づいてきたような気はする。
次は天命って作品が扱われるらしいけど、作者にやたらフォーカスされているから司波っておじさんと何かしら絡みがあるんだろうか?
自分の表現したかった世界がコスプレで表現されていて感動した司波がコンタクトしてくる、とか?
作者である司波刻央がやたらと描かれているので気になりましたが、果たしてどうなるのか。
というわけで11巻、楽しく読み終わりました。
オタクが感情爆発させてるシーン面白すぎて何回でも読み直せちゃうよな・・・。
そういう意味で結構スルメな漫画。
半年1冊ペースなので次は9月末予想ですが、あとがき読んだところ作者さん相当忙しそうなので無理しないでほしいところ。