雑記-20200610

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ひたすらに日差しが強く気温も高い6月中旬。
もう夏じゃん・・・なんて思いつつ週末の雨予報に梅雨の気配を感じながら、そこそこに混んだ電車に乗って今日も社畜としての1日を始めようとしている。

この数ヶ月、コミケも現場も飲み会も旅行も。
リアルにおける楽しみがことごとく消滅して、家でやることと言えばオンラインポーカーくらいだった。

積んであるアニメとマンガをひたすらに消化してやろうと自粛当初は意気込んでいたけれど、いざコンテンツ消化し放題の環境に突っ込まれてしまうと途端にやる気が失せてしまった。
日々仕事をして夜遅くに帰ってきて、明日も仕事があるという状況下において限られた時間を使ってコンテンツを消化することにあんなに躍起になっていたのに、この数ヶ月の消化ペースは自粛前のそれを遥かに下回っている。

見ようと思っている未視聴作品はいっぱいあるのに、なぜか昨日はTARI TARIを見た。人生2回目のTARI TARIを見ることになったのは、アークナイツの周回をしながら流し見できるという邪な感情があったからだ。
新しい作品を見る時は集中状態に入ってしまうのでどうにも疲れてしまう。
無意識のうちにそういった状態を避けてしまったのかもしれない。
2、3時間の映画を見る前に尻込みしてしまう気持ちと似ている気がする。

しかし流し見のつもりだったTARI TARI、3話目あたりから瞬き2回/hレベルの休憩無し13話ノンストップメドレーの全集中視聴をぶちギメてしまった。
僕が晩ご飯を食べ終わったあたりではまだ合唱部が立ち上がったばかりだったのに、日付が変わる頃には卒業式が終わっていたし、大好きな沙羽ちゃんは異国の地に旅立ってしまっていた。

小夏ちゃんが大きな力に立ち向かいながらも挫けずにメンバーを集めて合唱部を作り、沙羽ちゃんの懸命に夢に向かって突き進もうとする姿が周りの人々の心を揺さぶり、和奏ちゃんが母親の死を乗り越えてもう一度音楽と向き合えるようになっている時、僕はアークナイツをツマミにビールを飲みながら2020年6月9日31歳独身の1日を終えようとしていた。

少年少女は凄いと思った。
僕ならあんなに頑張れないと切実に思った。
最後に「自分はクビになってもいい。でも生徒の夢は・・・!」って言い出す前の校長あたりが自分にとって一番近いなと死ぬほどに思った。
あの校長の老後はどうなってしまうんだろうと気になって夜も眠れやしないと心配になってしまったがお酒の力は偉大なので気持ちよく眠れた。

明日は凪のあすからを見ようと思った。

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