【ネタバレ感想】感想:やがて君になる 第35話 一人と一人

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電撃大王の2018年11月号が届きました。
お目当ては「やがて君になる」の最新話。
本日発売の最新刊6巻の続きから、となってます。
今月号は表紙と同じ絵柄のクリアファイルも、特典として付いてます。

感想

何事も無かったかのように接する侑と、距離感の取り方が分からなくなってる橙子。

侑の方は失恋したショックで中々立ち直れず、という感じですが・・・。
橙子の方が素直になるまで少し時間がかかるのかなぁ、という印象・・・。

自分の事を好きにならない存在であった侑はもういないけれど、侑がいないことを「寂しい」と感じている様子。
「好きを持たない君はもういない」ことを寂しく思って「寂しいな」と言っていると思いきや、「だけど……寂しいな」というセリフ。
この「だけど」が中々重要な部分じゃないのかな、と個人的に思ってます。

【好きを持たない君がいない→寂しい】
この場合だと、侑以外でも「好きを持たない君」であれば良いということになるけど、

【好きを持たない君がいない→”だけど”寂しい】
この”だけど”が意味する部分が気になりますねー。
好きを持っていようがいまいが、侑という存在が重要という意味だと読者はハッピーなのですが。

35話の最後の方では、侑ちゃんは完全にやさぐれてしまったご様子。完全な拗ね期。
つらい・・・つらすぎる・・・。胸が痛くて明日の会社休みたい・・・。
2巻とか3巻でイチャイチャきゅんきゅんしてた頃が懐かしいぜ・・・。

ちなみに私の脳内では
・橙子は、結局は沙弥香の後押しなどがあったり、侑がいない場所(劇団とか)で活動したりして他の人と話したりすることで、「好きを持たない君」という存在ではなく「侑」が好きなことに気づく。
・侑は橙子がこのことに気付いて侑に再アタック仕掛けるまではやさぐれモードのまま。
・再アタック仕掛けられたら、なんだかんだ侑は特に引っかかるところもないのでそのままデレモードに。
・最後の全力百合シーンは橙子が圧倒的受け。

ここまで展開されてるところです。
日本のサラリーマンが仕事中に何考えてるか教えてあげましょう。こういうこと考えてるんです。
まぁ、再アタックかけるまでに色々と描写があるでしょうが・・・仲谷先生、色々期待してますよ・・・。

はー、それにしてもやっぱりこの作品は尊い。
尊さがあれば人はご飯を食べなくても大丈夫。
尊さで生きて行ける・・・。

来月が待ちきれませんが、10/5からはアニメも始まるし、頑張って生き延びられそうです。
10/7にベルサール秋葉原「秋の電撃祭」でやが君の物販もあるみたいだし、年末までやが君尽くしだな・・・。

13件のコメント

  1. 初めまして、ほたると申します。
    「だけど」についての考察好きです☺️自分も言葉以上の何かが溢れでたセリフだな、と感じてたのでなるほど!と、そうだったらいいな、と思いました。
    今後の予想も良いですね!自分は燈子にも頑張って欲しいと思ってるので、侑には燈子からはっきりとしたアプローチかけられるまでやさぐれてて欲しいなという気持ちが。
    いえ、でも最新話は読むの苦しすぎて脳内お通夜でした…頑張って来た子には笑ってて欲しいですから…そういう意味ではやっぱり早くデレデレして欲しいな、とかいろいろ心がかき乱されています。
    中々やが君感想に辿り着けないもので悶々としていましたが、同じような思いを綴った文章に出会えて心が洗われました!!また感想楽しみにしています!!

    1. ほたるさん

      コメントありがとうございます。
      「だけど」の部分は、橙子の表情が印象的で結構色々と考えさせられるシーンでしたね。

      確かに橙子は頑張っているというよりも、我欲のためにゴリ押ししてたようなところありますもんね。(笑)
      そういった意味では、今度は橙子が侑のために頑張ってほしいですね・・・。

      私も6巻の最後から最終話にかけて、脳内お通夜参列状態です。
      その分最後は仲谷先生がご褒美くれると思うので、なんとか耐え忍びます(泣)

  2. はじめまして。2人の葛藤は良いのですが、この手の百合漫画にありがちで安易な解決策として、どちらかに男性キャラが現れて、つきあってみるがうまくいかなことで、お互いの大切な人を探し出すという胸糞設定。ええもう何度裏切られたことか(笑
    なんかね。こういう展開って読み応えがあり楽しいのですが、最終展開が見えるまで安心できないですね。まあ仲谷先生に限って…というのはありますが。どうなんでしょう。ね。
    大好きな「やが君」ここで読むのを打ち切りたくない思いがいっぱいで、話が入ってきません(悲

    1. コメントありがとうございます。
      最後の展開まで見ないと安心できない、というのは完全に同意見です。
      その場合だと、侑の相手としてはダークホース的な感じで槙なんかが有り得たりしそうですね。「好き」とは何なのかを探るため、客観的に他人の「好き」を見てきた槙と接触することで確かめようとする・・・みたいな展開。
      燈子の場合は寄り道する展開はちょっと想像つかないですね。燈子の心情的にも。万が一あるとしても、相手は沙弥香とか?
      そうなっちゃうと確かに少し辛い展開ですねー。変な回り道はして欲しくないという個人的な思いはありますが、我々は仲谷先生の描くストーリーを黙って見届けるしかありませんね・・・。
      ラストスパートのような気もするので、頑張って一緒に毎月追いかけましょう(笑)

    1. コメントありがとうございます。

      この苦境を乗り切って、

      そして

      に続いてくれるのを一読者として期待してしまいますね・・・。

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