【ネタバレ感想】ソードアート・オンライン アリシゼーション 第12話 「図書室の賢者」

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ソードアート・オンライン アリシゼーション 第12話

今回はアンダーワールドを統治しているセントラル・カセドラルの成り立ちが解説された、重要な回でしたね。
OPで出ていた図書館の女の子、カーディナルが初登場。
キリトくんにとっては、自分がいる世界が仮想世界であるアンダーワールドだと初めて確信できた場面ですね。
来週はお休みで、13話は再来週の2019/1/5放送。
13話をもってSAOアリシゼーションの第一部が完結し、14話から新章スタートするとのこと。
OPもEDも新しくなるみたいですね。

なんとかサーティワンさん、敗退

前回はちょっと強そうだけどすぐやられそうな感じの敵さんが出てきて終了。
前回の感想記事で以下のように予想した私でしたが・・・・・・

出ました。
一回やられて地下牢に戻されるけど、後々倒して「ばかなー!」って言いながら死ぬタイプの敵。

まず12話の冒頭でボッコボコにされて地下牢に戻されるところまでは確定。
その後15話くらいで倒すところまで見えてる。間違いない。

いい意味で予想を裏切られました。


開始7分で敗退で幼児退行プレイ

ママ・・・ママ・・・。

嘘でしょ・・・数話もつと思ってたのに嘘でしょ・・・。
9話→10話の流れといい今回といい、最近展開早すぎるよ・・・。

展開早すぎるしネタ多すぎて最近のSAOは俺の中でギャグアニメ化しつつあるけど、いいのかなこれで。

整合騎士は操られてる?


額からアイスクリームが何かが生えてきたサーティワンさん。

昔の記憶が無いみたいなので、アリスも同じパターンで操られてるのかなー。
誰が操ってるのか気になったけど、最高司祭アドミニストレータ様って名前が出ちゃいました。
administratorって・・・システム関連のお仕事してる人は漏れなく反応する単語。
管理者権限持ってるやつが最高司祭ってことは、現実世界の人間がゲームマスターとしてアンダーワールドを管理している?


もう少しでサーティワンさんが絶頂を迎えそうなタイミングで整合騎士さんが登場。

何者かの導き


走って逃げている途中、「右よ」の声に導かれるキリトくん。
右に導いてくれたのもカーディナルだと思ったんだけど・・・。


クレジットでネタバレしちゃってるけど、「右よ」はカーディナルとは別の人っぽい。
なんか押し順ベルみたいに思えてきた


セントラル・カセドラルのてっぺんで待ってる、OPで出てくるこのお姉さんなのかな・・・。

大図書室


急に現れた光の扉に導かれるキリトとユージオ。

あ、CV丹下桜だ(ダメ絶対音感)

でも、「こっちじゃ」の声と「飛び込んで」の声は別物だったな・・・。


光の扉に飛び込んでたところガッツリ見られてたみたいですが、大丈夫なんだろうか。
なんか赤い鎧で強そうなオーラ出てるし、こいつが光の扉を見つめてるシーンとか、不自然に尺が長かったし・・・。
後々ボス的な位置づけで出てきそうな気がする。


OPの頃からずっと気になっていた丹下桜さん、もといカーディナルさん登場。


OPで出ていた図書室登場。
カーディナルさんの話しっぷりからするに、セントラル・カセドラルの中にあるけどカーディナルさんがお招きしない限り入れないみたいだから、鉄壁の要塞になってるっぽい。
鉄壁の要塞と思わせつつ、後々破られるんだろうな・・・。

ありとあらゆる記録に加えて、システムコマンドの全てが収められてるって・・・。
キリトさん、これはもはや管理者権限レベルのコマンド使いたい放題なのでは。(権限レベルが足りないと使えなかったりするのかな・・・?)

そしてカーディナルさんのセリフ、「かつては世界の調整者であり、今はこの大図書室只一人の司書じゃ」
”かつては”ってことは、今は調整者じゃないんだね・・・。
アドミニストレータ様と一悶着あって、権限奪われちゃったのかな?
それでこの大図書室を要塞として逃げ込んでる?
想像ばっかり膨らむな、12話。



鎖を破壊してもらい、喜ぶキリトとユージオ。

え、いいの?
それ君たちの唯一の武器だったんじゃ・・・



「大丈夫かユージオ」
クシャミをするユージオを心配するキリト

お前の胸の傷のほうが大惨事だろ・・・
画面外だけど足にも風穴

やはり最近ギャグアニメになっているのでは・・・。


大図書室に記録されているシステムコードは、公理協会最高司祭の創作物とのこと。
アドミニストレータ様が作ったものだったんだね・・・。

その後の話でも、
・緊急措置用のスーパーアカウント
・外の人間
・ログイン
といった、明らかにアンダーワールドの管理者的な発言がポンポン出てくる。

「そしてあんたはカーディナルシステム、仮想世界を制御するための自立型プログラムだ」

一撃で言い当てるキリトさん。情報工学系の学生つええってレベルじゃねえぞ・・・。
外の世界からログインしてる人間だと思ったよ俺・・・。

でも自立型プログラムのような存在は、キリトさんの記憶によると存在していなかったとのこと。


カーディナルさん、管理者ではなく大図書室の中にあるオブジェクトしか操れない模様。
権限がかなり限定的・・・?
となるとやはりアドミニストレータ様が最強説。

「あんたは現実世界と連絡が取れるのか?」
「バカモン、それが出来ればこんな埃っぽい場所に何百年も閉じこもっておらん。残念ながらその手段を持っているのは最高司祭だけじゃ」

最高司祭、現実世界の人間と連絡がとれる模様。
もはや現実世界の人間じゃん。

アドミニストレータの正体


そしてここから12話の本編、アンダーワールドの成り立ちの解説が始まります。

以前も似たような話があったけど、まずラースのスタッフ4人がアンダーワールドの今回を作り始めた、と。
スタッフ4人で8人の子ども(AI)を育てて機械学習させて、あとは自動的にアンダーワールドが育っていく礎を作ったみたい。


しかし一人の人間が所有欲や支配欲といった利己的な欲望を教えてしまった、と。
まぁ人間っぽいちゃ人間っぽい感情なんだけど、人を守るための軍事用AIとしては余計な感情なのかな・・・?

そういった所有欲や支配欲を持った人間が人界を支配して、貴族みたいな階級が生まれるに至った、と。
その中からトップに立ったのが、現在の最高司祭。
そして遂に出た最強ワード、”システム管理者”ですらある最高司祭アドミニストレータさん。
root権限持ちの最強AI。
AIとしてこの世に生まれながら、自分がAIであることを知り、管理者権限を駆使しながら、現実世界の人間と連絡を取りつつアンダーワールドを運営してる・・・?
最強すぎます。


「そしてアドミニストレータはワシの双子の姉でもあるのじゃ」

あー、もう情報量多すぎるよ12話・・・。シナプス繋がんない・・・。


「原初の四人のログアウトから数十年後、とある2つの領主家の間で人界初の政略結婚が行われ、一人の女の赤子が生まれたのじゃ。名を、クイネラと言った」

あれ?双子じゃなかったの?


神聖術士見習いの転職を与えられたクイネラさん。

元から賢かったのかどうかよくわからないけど、”System”とか”Call”といったコマンドの意味を理解していくクイネラさん。



SYSTEM CONTROL AUTHORITY、つまりは権限レベルが上がることを知ってしまったクイネラさん。
権限レベルが上がることに喜びを見出したらしいけど・・・権限レベルが上がれば使えるコマンドも増えるって、このときには気づいてたのかな?
レベルを上げるためにキツネを大量虐殺し始めちゃう。
可愛い顔なのにやることはエゲツないのである。


民の病を治すなど、数多くの奇跡を起こしたことで祀り上げられるクイネラ様。
支配欲という利己的な欲望を教えられた側の人種として、支配欲を満たすことの喜びは止まることを知らない模様。

「増え続ける民を支配するためには明文化された法が必要となる。まずは私の権限レベルを超えるものが現れないよう、狩りを禁止しなければ。それに、殺人行為もだな。」

クイネラと同じ様に狩りをし続けた人間が現れて自分の権限レベルを超えてしまったら、自分の神格が脅かされることになる。
それを恐れたクイネラは法律を制定することに。

この法律こそが、禁忌目録とのこと。


絶対的な力を持ち禁忌目録を作って世を平定しても、老いには勝てず。
いよいよ寿命が近づいてきたクイネラさん・・・その時。


偶然にも、絶対的なコントロール機能を持つコマンドを見つけ出してしまうクイネラ。

inspect list

inspectと言うと、Pythonだったら特定オブジェクトに属する関数や引数を引っ張り出すコマンド。
プログラム的な観点で言うと、クイネラはアンダーワールドに存在しているあらゆるオブジェクト(物や人)のパラメータを自在に書き換えられる術を見つけてしまった、ってことかと。


inspect entire command list

直訳すると、「全コマンドリストの調査」。
これによってクイネラさんは、特定オブジェクトのinspectだけではなく、全コマンドをinspectすることによってありとあらゆる事を出来るようになった、と。

そしてクイネラさんはパラメータをいじりまくって(完全なるチート行為)、不老不死を手に入れましたとさ。
※ラースの運営、さすがに権限設定ガバガバすぎるのでは、と思ったのは私だけなんだろうか・・・。生徒の自主性を重んじる的なやつなの?


可愛いお姿にお戻りになり遊ばされたクイネラさん。
もう支配欲はとどまることを知らず、カーディナルシステムの存在すら許せなくなった、と。どんだけー。
ついにはラース運営の管理者権限すら奪取しようとしたクイネラさん。


「カーディナルシステムに与えられていた基本命令を、己のフラクトライトに書き換え不可能な行動原理として焼き付けてしまった」
「権限レベルを奪うつもりが、カーディナルシステムと自らの魂を融合させてしまったのじゃ」

はい、急に意味わかんなくなりました。
頑張って着いて行ってたのに、急に意味わかんなくなりました。


「秩序の維持、それがカーディナルシステムの基本命令であり、存在目的じゃ」
「お主らプレイヤーの行動を常に監視し、バランスを乱すような事象を検出するや否や、容赦なく対処する」

んー、つまりは・・・。
人界をひたすら支配したいというクイネラの欲望と、カーディナルシステムの基本命令(秩序の維持)が融合してしまった。
融合した結果、「今あるこの世界を、未来永劫平和なまま維持しつづける」というのが、クイネラの目的になった。

パラメータの書き換えなんてなんのその、ありとあらゆるコマンドを駆使可能なクイネラは、もはや人間ではない。
食べることや眠ることすら不必要なその体で、アンダーワールドの世界を統べる絶対的な管理者として君臨することになった。


私は支配者にして管理者
今日より私は 公理協会最高司祭
Administratorである

ってところで12話終了

うおー、いいとこで終わるなー毎回。
12話、後半全部解説で終わっちゃったね。
双子の姉の話が結局回収されなかったけど、それは来週なのかな?

それにしても結構良く考えられてるストーリーだな、と思いましたね・・・。
inspectとか、川原さんコーディングやってた人間なんじゃないかな?(笑)

それにしてもアドミニストレータ様の正体が分かったわけだけど、謎の声の正体はアドミニストレータ様って感じじゃなさそうだよなぁ。
今のアリスさんはどう考えられても操られてるけど、アリスの元人格が呼んでる・・・?
アリスの声優は茅野愛衣で、謎の声は本名陽子だけど、アリスの子供時代の声優も茅野愛衣だっけ?(調べてみたら子供時代も茅野愛衣でした)

来週はお休みで、13話は1/5放送予定とのこと。
いよいよ13話でアリシゼーションの第一章が完結。
どういうふうに締めくくられるのか、非常に楽しみです。

6件のコメント

  1. アリシゼーション面白いよねー アドミニストレータはヌーディストなのかな?

    1. アリシゼーション、絶好調で面白いですねー!
      そこそこ突っ込みどころが多いのも、好きなところです(笑)

      あの人脱いでばっかりですね・・・

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