※ネタバレ有り。閲覧注意です※
雨でも晴れでも 7話「後編」 – あらた伊里
月刊コミック 電撃大王 2020年10月号
とどつまの頃よりも、美古都の感情の育ち方が早い気がする。
より恋愛漫画感が強くなったというか。
雑誌の色の違いかな?
対する猫崎さんは病みモードに突入。
かつ、猫崎さんの方が少し恋愛感からは遠いような印象。遠いというか、意識的にそこから遠くあろうとしている感じ。
美古都を独占したいという意識はあり、それが恋という気持ちであることも分かっているのかもしれない。
しかし「友達」でありたいから、という理由で美古都をこれ以上自分の中に踏み込ませないというのは、猫崎さんの臆病な部分の表れなのかもなぁ。
恋愛に発展させてしまうと自分の汚い部分を見せてしまう。
それで嫌われてしまうのは避けたいので、友達の距離感で留まらせておく。
という感じでしょうか。
その臆病さの背景には、猫崎さんの父親絡みの背景がありそう。(そういやこのくだり、ここ数話出てないけどどうなるんだ・・・)
1、2話あたりの序盤では
猫崎→→→美古都
ってイメージが強かったのに。
このままだととどつまの方の2巻ラストみたいな「しんどい・・・!」な美古都さんが出てきてしまうぞ。
(あれはあれで感情揺さぶられる素晴らしいシーンだったので、また見たいという気持ちはある)
というところで美古都の方からキスをするという、とどつまには無かったレベルの大きな動きが出てきましたが、レコ部のゴタゴタでうやむやに。
果たしてどうなることやら・・・。
ハイテンションギャグが面白いのでそれはそれで楽しみたいが、今は猫崎さんと美古都の関係がどうなるか気が気じゃない、ってのは本音(笑)