※ネタバレ有り。閲覧注意です※
BLUE GIANT SUPREME 10巻 – 石塚 真一
相変わらず最高な一冊だった。
中だるみが全く無くて、どの最新巻を読んでも常に最高な一冊っていうのがこのマンガのスゴいところだと思う。
ジャズファンの間では存在が知れ渡り始めたNUMBER FIVEだったけれど、10巻ではついにメジャーなフェスへの参加。
それもジャズではなく、ロックフェスに・・・。
一体どうなってしまうんだろうというハラハラした気持ちで読み勧めました。
不安な気持ちを隠せないメンバーたちの描写から、ステージに立った時にはコップを投げつけられ。
しかし明るい笑顔と熱い情熱で演奏をして、あんなに対抗的だった観客をも巻き込んでジャズを楽しむNUMBER FIVEの姿に痺れました。
誰もが最高に格好良くて情熱を持っているように見えますが、その中でもやっぱり大は別格なんですね・・・。
ラファがベルリンでモーニングをしている時、少し時系列が飛んで、すでに大が独り立ちしてしまったように錯覚しましたが、まだバンドは続いているようですね。
ですがこの描写の仕方といい、旅立ちを決意している大といい、NUMBER FIVEの解散は近そうですね・・・。
国内編の10巻に並ぶことになりましたし、SUPREMEもそろそろ終わりになりそうなのかな?
ヨーロッパの次はアメリカ編とかなんだろうか。
今回のラファの描写、いつぞやのBONUS TRACKでの「楽しい」という部分が密接に繋がっていて泣きそうになってしまった。
ハンナの成長した姿にも泣きそうになってしまうし・・・。
次巻では、他のメンバーの個別のお話もあるのかな?
なんにせよ、11巻が楽しみです。
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