【ネタバレ感想】ブギーポップは笑わない アニメ 第2話

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※ネタバレ有り。閲覧注意です※

ブギーポップは笑わない 第2話
初回放送は1話、2話の一挙放送だったので、一気見しました。

1話の感想記事は以下リンクから。

1話のラストの方が時系列的には進んでいて、2話はその間を補間するストーリーのようでした。
2話も結構複雑なストーリー構成でしたね・・・。
自分の記憶を整理するためにも、今回もまずは概要を整理します。
概要分かりきってる方は飛ばしちゃって下さい。長くなってしまったので・・・。(纏め下手)
概要後に感想書いてます。

2話の概要



末真和子と共に帰宅する木下京子。
他の女子生徒が次々と失踪している事実から、自身も殺されるのではないかという恐怖感が拭えない。
そして帰宅途中、木下京子は霧間凪に襲われる。



場面は変わり、マンティコアによって捕食されてしまう百合原美奈子。
白髪だったマンティコアは、捕食した百合原美奈子の姿に移り変わることに。
マンティコアと行動を共にしているのは、百合原美奈子と同じ学校の早乙女正美。
早乙女正美は只の生徒なのか、それとも人間ではないマンティコアのような存在なのか?
早乙女正美はマンティコアと共に「世界を作り変える」と言うが・・・。
※この時点でハッキリしたのは、ブギーポップが追っていた魔物は百合原美奈子に成り代わったマンティコア。そしてその同行者である早乙女正美ということ。マンティコアの背景にさらなる脅威が潜んでいるかもしれないが、2話の時点では描写されておらず。



またもや場面が変わり、霧間凪に襲われた後の末真和子と木下京子。
話の軸となっているのは、草津秋子という人物、そして”クスリ”という単語。
木下京子曰く、草津秋子が3ヶ月前から妙なクスリを配り始めたと。
そしてクスリを配られた女子生徒たちが、少しずつ消息不明になり始めたと言う。
クスリを配られた女子生徒の元を霧間凪が訪れていたこともあり、木下京子は霧間凪がその女子生徒たちを殺害しているのではないかと疑っているが・・・。


木下京子と話した後、霧間凪の家を訪れた末真和子。
木下京子を襲ったように見えたが、霧間凪は木下京子を助けていた、とのこと。(恐怖感を与えたことにより、クスリの呪縛から開放?)
一連の事件性について霧間凪に問いかけるが、霧間凪は明確な回答を避ける。
最後に霧間凪が末真和子に残した、「あまり過去の事を引きずるな」という一言。
末真和子にも何かしらのストーリーがありそうだが、その点については、いま時点では語られず。


場面は変わり、マンティコアと早乙女正美が出会った際の過去の話に。
早乙女正美は偶然にも、百合原美奈子を捕食し成り代わろうとする場面を目撃してしまう。
殺される間際、早乙女正美は「僕を生かしておいたほうが効率が良い」と、協力関係を締結することを提案する。



草津秋子(クスリを配っていた人物)からデートに誘われる早乙女正美。
このデート中に草津秋子はマンティコアによってスレイブ化させられてしまい、以後マンティコアに人間を差し出すよう、行動することになる。
そして草津秋子はマンティコアから与えられた力によって合成したクスリを女子生徒たちに配り、クスリを飲んだ女子生徒たちはマンティコアの餌となっていく。



施設から追われて処分されることを恐れるマンティコア。
この発言から察するに、どこかの施設で作られた生物の模様。
施設からの追手に対抗するために、クスリを飲んだ女子生徒たちをスレイブ化し、仲間を増やそうとする。
しかし草津秋子以外のスレイブ化は立て続けに失敗。
捕食して処理するしか道がなくなり、女子生徒の失踪が目立ち始める。
唯一のスレイブだった草津秋子も明らかに異質な行動(薬物中毒者の様な行動)を取るようになってしまった。
事が大きくなる前に、草津秋子も捕食により処分することとなってしまった。



事が大きくならないよう上手くやっているはずだったが、霧間凪は何かに感づいている様子。
霧間凪について対策を立てている最中、「エコーズ」という単語とともに二人の元を訪れた紙木城直子。
エコーズという単語に過剰反応したマンティコアは、紙木城直子をその場で殺害してしまう。



ここからはエコーズの回想シーン。
ブギーポップが1話の冒頭でエコーズに囁いていた言葉が判明。
「君は何かを追い求めているんだね。だったら泣くのはそれを見つけてからにしたほうがいい」

呆然と歩くエコーズに声をかけて助けたのは、紙木城直子だった。
エコーズが特殊な存在であることを知った直子は、霧間凪にそのことを相談する。
この話の内容から、エコーズが特殊な施設に利用され、エコーズのコピー(マンティコア)が製造されたことが判明する。
そしてマンティコアが恐れていた施設の追手というのも、コピー元のエコーズだった。
エコーズと協力関係にある紙木城直子、その直子から協力を依頼された霧間凪は、調査に専念するため、喫煙行為により故意で停学処分になることに。


直子が消えた事に苛立ちを隠せない霧間凪。
校内に潜伏しているエコーズの元を訪れるが・・・。

というところで2話が終了でした。
時系列がいったり来たりするので、なかなか頭を使わないと理解が追いつかない。
酒飲みながらアニメ見てるのがいけないのかな(泣)

以下感想。

感想

1話ではブギーポップが「問題は解決した」と言っていたので、2話はその間のお話。

1話と2話を統括した時系列順をまとめると、以下のような感じになるのでしょうか。
エコーズ側の陣営と、マンティコア側の陣営の時系列は並行して進んでいたはずなので、正確な時系列ではないかも。
原作読んだら分かるのかな?(原作既読勢)

・エコーズが謎の施設により捕まり、コピー(マンティコア)が生み出される。
・マンティコアが施設の人間を皆殺しにし、逃亡する。
・エコーズは自分のコピーが殺戮をし、人間を捕食しているのを止めるため、マンティコアを追うことに。
・マンティコアが百合原美奈子を殺害しコピーする。同タイミングで、早乙女正美との協力関係が結成される。
 ※このあたりのタイミングで、ブギーポップが出現?
・草津秋子がスレイブ化する。以降、草津秋子がクスリを女子生徒に配り始める。女子生徒の失踪が目立ち始める。
・エコーズとブギーポップが出会う。その後、紙木城直子に校内にて匿われることに。
・紙木城直子から相談を受けた霧間凪が、マンティコア調査に専念するため停学に。
・霧間凪が停学になったその日、紙木城直子がマンティコアに殺害される。
・停学が明けた霧間凪がエコーズの元を訪れる(2話ラスト)

 ~ここの間が、3話以降の問題解決フェーズ~

・問題が解決した後、竹田の前からブギーポップが姿を消す
・宮下藤花と霧間凪が対面し、握手を交わす(1話ラスト)

問題が発生してからじゃないとブギーポップは浮かび上がらないので、女子生徒失踪後にエコーズとブギーポップが出会った流れが自然かな、と。
なのでエコーズが校内に潜伏し始めたのは、マンティコア・早乙女正美陣営の結成後な気がします。

そして2話で最もショックだった出来事。
紙木城直子死亡
ひたすらに良い子で可愛くて良い子で可愛くて良い子だったのに(泣)
ストーリーがダークすぎてつらい(泣)
こんだけ良い子で主軸っぽい子があっさり死ぬってどうなってるんだこの世の中は。
竹田くん!!!世界は誤りで満ちているんだ!!!!!!竹田くん!!!(憤怒)

そして未解決・未描写の以下事項。

  • 末真和子の過去(霧間凪が言っていた一言より)
  • ブギーポップの挙動(1話ラストでも、問題を解決したのはブギーポップではないと発言しており、解決したのは霧間凪?)
  • 意外とブギーポップさん何もしていないのでは・・・。
    そうなると、竹田くんは完全にデートすっぽかされ損ということに。
    ココらへんは3話以降のストーリーに期待してます。


    マンティコアは元は凶暴な男っぽい性格な気がしますが、百合原美奈子をコピーしてからは非常に乙女チックな性格に。
    コピー元の人間の性格を多少なりとも引き継いでるからなのかな?
    顔はね、うん。100点。

    後、早乙女正美が霧間凪に行為を寄せているという設定。
    公式ホームページにも書いてますが、霧間凪に告白して振られたという過去があるようですが・・・。
    2話の時点ではまだ描かれてませんね。ここらへんも3話以降でしょうか。

    まだまだ始まったばかりで謎も多いけど、じっくりと構成を追ってみるとなかなかストーリーが深い。
    今後に期待ですね。

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