【感想】コミック百合姫2019年5月号 – 読切作品4本。当たりの月でした。

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※ネタバレ無しの感想記事となります。

2019/3/18(月)発売のコミック百合姫2019年5月号。
今回はこちらに掲載されていた読切作品全4本の感想記事となります。

コミック百合姫、連載を追わずとも読切作品を読むだけの価値があると思います。
私は電子で買って読んでます。雑誌は嵩張りますからね・・・。

感想

泣かせて?先生 – 遠山えま

かなりオススメの一作でした。
少女マンガの作家さんとのことで、絵柄は確かに少女マンガ。
しかし百合マンガとしては全く抵抗なく凄く入ってくるものがありました。

学校の先生と、その生徒との間の恋愛。
先生は年上だけれども、小さくて可愛いキャラクター。
一方の生徒は、見た目はクールで大人っぽい、学校の中の高嶺の花的な存在。

しかしこの生徒さんが、二人きりになると不安を先生にぶちまけて、涙を流して甘えてしまう。

そんな甘々百合マンガです!!!!!!

これ、私の語彙力が低いので伝えきれないだけなんですが、「やっぱギャップ萌えは神だわ」って誰しもが陥る一作。
甘える姿が可愛すぎるし、甘えさせようと頑張る先生の姿も可愛すぎる。

生徒の方は先生を喜ばせようと・・・足を・・・こう・・・ちょっと・・・ね。

最初から最後まで、涙というものを主軸に捉えてストーリーが構成されている素晴らしい読切作品。
これだけのために700円払ったって後悔しません。(個人の価値観です)

臆病者のイドラ – かやこ

こちらもかなりオススメ。
社会人百合の一作。

百合作品としてはよくある、同性愛に悩む女性のお話。
読切作品とは思えないほどに、一人の人間の悩みを上手に描いている気がしました。

やはり読切なので、その一本の中で悩みに対する解決案・実際の解決ストーリーへと運んでいく必要があるのですが、過不足を感じないボリューム感が見事。
過不足やボリューム感なんて単語を忘れてしまうほどに、最後まで読み進めてしまいました。
一本の読切の中に、丁寧にお話を練り込んだっていうのが分かる社会人百合マンガでした。

社会人百合マンガでは頻出のベッドシーンはありませんが、綺麗な終わり方で大満足でした。

彼女の彩りお弁当 – 伊予嶺つく

ギャグを百合を合わせた百合マンガ。
正直はところ、私にはちょっと合いませんでした・・・。
百合とギャグ、もう少しどちらかに成分を振ってほしかった、というところですかね・・・。

好みというのはどうしてもあるので、こればかりはしょうがない。

蔓日々草 – さかなや

結婚前の女性、そしてその女性に恋心を抱いている一人の女性が主人公の一作。

これについては、「切ない」という一言が第一に浮かんでくる一作でした。

二人の間の友情の美しさ、胸に秘めたる想い、過去の思い出。
読切一作の中だけで、よくここまで綺麗に繋げたな・・・と。

所々に挟んでくる、届かない想いを悟らせる描写が非常に上手で、かつ悲しい。

最後の最後、あのオチは切なすぎて、つらすぎて、美しすぎる。
寒気がするほどに美しくて、切ないラストを是非とも読んで欲しいです。

切ないはずなのに、どこか暖かいのは何故だろう。

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