※ネタバレ有り。閲覧注意です※
義妹生活 3巻 – 三河 ごーすと
2021年7月21発売、3巻のネタバレ感想記事です。
焦れ焦れ焦れ焦れ展開に突入の予感。
両片想いが大好きな身分の某としては、大好物すぎる展開が待ち受けている未来が楽しみでならない。
どうも、こんにちは。
両片想いラブコメ大好きおじさん学会のラブコメ大好きおじさんです。
3巻、なんだかんだ綾瀬さんがグイグイいくのかな、なんて思ってた自分が浅はかすぎて殴りたい。
綾瀬さんがそんな理性が無い子なわけないじゃないか、っていうね・・・。
最初の夜這い事件は理性どうとかじゃなくて、単に目的に突っ走ってしまった結果だから、そういうのじゃないとして。
自分を律して行動することを重んじる綾瀬さんが、今の家庭の幸せな状況を壊すような行動を簡単に起こすわけじゃない、ってのはよくよく考えればわかることだった。
ラブコメ的には焦れったいけどね・・・。(個人的には大好物)
綾瀬さんだけじゃなく浅村くんも常識的で大人だから簡単に間違いは起きない予感。
でも浅村くんが恋に落ちてしまった瞬間、何気ないしぐさで気づいてしまったってとこ、グサリときたなぁ。
ドラマっぽいラブストーリーではなく、リアル感がある恋愛感情の自覚。
気づいてしまったあとの描写も文学的でいいんですよね。
「ああ、月がきれいだな」のところ、日本人なら誰しもが大好きな表現。
読売先輩との間で意外にも揺れ動いたりするんじゃないか、とも思っていたのですが。
読売先輩と二人で歩いていた時とは明らかに違う、って描写があったので三角関係ラブコメの様相は呈さない模様。
あるとしたら、綾瀬さんへの想いを断ち切らないといけない、ってことで読売先輩に矢印が向くのかどうか、ってくらい・・・?
でも読売先輩に失礼にあたる、みたいな感情に陥りかねないので無さそうだけども。
でもやっぱりところどころで本音がこぼれてしまう綾瀬さんが可愛すぎるんだよなぁ。
「やだ」のとことかリアルに悶えちゃったよ。
こういうさりげないデレというか。
顧客が本当に求めていたもの、というか。
こういうのがいいんだよ、こういうのが。
最終的に3巻ではお互いに同じ思考に陥ってしまったが故に、何かしらの転機がないとこれ以上の進展は望め無さそう。
それが両片想いの美味しいところでもあるし、もどかしいところでもある。
4巻では進展ありそうな予告が書いてあったけど、まだまだ焦らしてほしい所存。
というわけで、次は4巻の感想記事にて。
冬発売らしいですね。
1件のコメント