※ネタバレ有り。閲覧注意です※
合格のための! やさしい三角関係入門 第10話「いつか欠けても満ちるもの」 – 缶乃
相変わらず展開が早いよ、この百合漫画。
百合というか、柔軟な関係性漫画。
月刊なのにここまで話がスムーズに進んでいくの、なんだかすごい。
というわけで、すごい形の三角関係が成立したわけですが・・・。
「二人を好き、ってのじゃダメなの?」というこの関係、朝倉・比留間・夕凪の三角関係に通じるものがあるなぁと思った。
で、こちらの三角関係も「みんなが好き」って感じなんだけど、各々の好きの種類が違っているので将来的に大丈夫なんだろうか、というリアルな感想を持ってしまった。(笑)
凛と真幸はなんか大丈夫そう(雑)だからいいとして、あきらが大丈夫かなぁと思ってしまった。
あきら→→→→→凛、って感じなので、将来的に真幸に嫉妬して三角関係のバランスが破綻、みたいなことにならないかなと。
でも「三人でいる」と提案したのはあきらだし、誰かが傷ついて終わるのは嫌だ、と言っている気持ちも真実だろうから・・・。
きっとだいじょうぶだと信じたい・・・。
しかし、凛の気持ち的にはやっぱり真幸には”LOVE”、あきらには”LIKE”なんだよなぁーーーーー。
その点についてもあきらは承知しているはず。
凛も今回しっかり名言したし。(これ、よく言ったなぁと思った)
凛は「二人と一緒にいたい」、真幸は「みんなの願いを叶えたい」が第一なので、三角関係のバランス的にはあきらが中々地獄を見そうだぞ、これは。
それにしても、三角関係が始まった瞬間、ためらうことなくあきらの目の前で真幸にキスしに行った凛さん、攻めるなぁと思った(笑)
朝チュンみたいになってたけど、これはつまりそういうことだよな。
多くは語れない。
一般誌だからね。
さてーーー、なんだかそろそろ終わりそうですね?
三角関係のゴールも一応見つかったわけだし、真幸ちゃんの受験が終わったらもうやるネタが無いのでは・・・。
下手すりゃ来月号が最終回、みたいなことないよな・・・?
面白いし缶乃さんの連載だし、もっと長くやってほしかったんだが・・・。
ここまでのハイペース展開じゃなくて、もっとじっくり読者の首を真綿で締めるようなやり方をしてくれてもよかったんだよ??(最終回告知されたかのような言い方)
では次回の感想記事にて。