【ネタバレ感想】ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 1巻

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※ネタバレ有り。閲覧注意です※

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 1巻


以前こちらでネタバレ無し感想書きましたが、今回はネタバレ有り感想となります。

結論から言うと、めちゃくちゃハマりました。すっごい面白い。
書いてる文章の感覚から、しめさばって女性の方なのかな?そんな気がする。
面白いって話は以前のネタバレ無し感想でも散々書いたので、今回は別の視点から色々と感想書いていきます。

家出少女が男の家を転々としながら主人公のところにたどり着いた、というのが本作の始まり。
体を提供しながら家を渡り歩いて来たというところがリアルのような、リアルじゃないような・・・。
まぁ「処女じゃないとヒロインじゃない!違ったとしても主人公以外認めん!」って人には向かないかもですね、本作。

そして何故家に連れ戻されたり警察に見つかったりして北海道に連れ戻されないのか、というのが謎の一つ。
これについては沙優の家庭環境が大きく関係してるんだろうなぁ。捜索願出てないって・・・。
補導とかされたら一発でアウトなんだけど、そうなっちゃうとこのラノベが一瞬で最終回になっちゃうので無しの方向なんだろう。しょうがない。

それにしてもこの主人公、よくモテる。
まぁ、そりゃモテるよな・・・。一途で真面目で熱血漢で顔も良いと来たら。おまけに優しい。非の打ち所がない。
沙優が散々誘惑するけど全くなびかないというのは異常っちゃ異常だけど、保護者感覚だからしょうがないよね。今はまだ
起爆剤となるような感情は芽生え始めているようなので、今後に期待だなぁ。

今後に期待といっても、後藤さんの関係はどうなるのかが謎。
フラれたところからスタートだったけど、色々謎すぎる後藤さんの存在。
やたらと絡んでくるし、多分主人公への矢印はあるんだろうな・・・。彼氏いるらしいけど。
ゆくゆくは”沙優”、”柚葉”、”後藤さん”の三人からアタックされることになるんだろうけども・・・。
全員いいオンナすぎて早く僕もラノベの主人公に生まれ変わりたい。

最後のラストシーン。沙優が下着姿で迫るところ。
この小説、こういう感情のぶつかり合いみたいなシーンがリアル感あってかなり好み。
激しい感情のぶつかり合いなんだけど、なぜか心癒されるんだよね・・・。
ぶつかり合い⇛和解⇛ほんわか
最後のこの流れ、心に染みたわ・・・。

最後の「まぶしいな」のセリフ。あれは良かった。
”まぶしい”と感じたもうひとつの意味に主人公が気づくの、いつになるんだろうか。