サクラの降る町 – すごく心が温まった。”すれ違いは百合”という言葉は永遠に真理。

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※ネタバレなしです

サクラの降る町 – 小川晴央

KAエスマ文庫から出ている本作。
帯にも書かれている通り、すごく心温まる友情物語でした。

百合なのか?
と聞かれると「そうかも。人によってはそう。」と僕は言うかもしれない。

でもこの作品、僕にとって百合でした。はい。

すれ違いとか巨大感情とか色々な要素出てくるんだけど、大好物ですから・・・。
逆に、全員がいちゃいちゃくっつくような百合を期待している人は、その期待を外してしまうのかもしれない。
まぁそこは作品の方向性の話なので、好みの問題。

あと、ラノベの中でもかなり一般文学寄りな文調。
ラノベ特有のくだけすぎた表現なんかは無かったと思う。

話としては三人の女の子が出てきて、過去の色々なものに向き合っていくストーリー。
これだけは言ってしまうと、女の子が三人出てくるからと言って、恋愛的に三角関係になって・・・みたいなことは無いです。
ぶっちゃけ、この本においてその点は全く重要ではない。
三角関係ドタバタな百合ラブコメってわけではなく、かなりリアルに近い人間関係が描かれているのがいいなぁ、と思いました。

まぁリアルとは言っても、作品の世界観は結構ファンタジーなんですが(笑)

ぐだぐだ書きましたが、結論:オススメです。

すれ違い百合とかシリアスな雰囲気が好きな人には是非とも読んでほしい作品。
KAエスマ文庫が京都アニメーションが発行する文庫レーベルってこともあって、アニメ化にも期待したいところだけども。
でもこの1冊だけじゃアニメ化するボリュームに少し足りない気がするから、続刊の方にも期待したい。
世界観もキャラクターデザインも好きなので(なんてったってフライさん)、この1冊にとどまらず是非是非続刊をお願いします。

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