※ネタバレ有り。閲覧注意です※
ソードアート・オンライン アリシゼーション 第23話 「アドミニストレータ」
いつものOP映像がラストに持って来られていた23話。
OPの映像、アドミニストレータ戦の伏線だったんですね・・・。(伏線どころかOP映像内で戦ってるけど)
思わず鳥肌でした。
歌詞も、現在のこの状況と綺麗にリンクしていて、思わずウルッときました。
ツッコミどころばっかりじゃないのがSAOの良いところだ・・・。
ということで、今回はストーリーが激しく動いた回。
バタバタと死んでいったり、変身したり、急に次の話で決着つきそうになったり・・・。
今回も終始全裸だった管理者さんだけど、もうこれは突っ込んだら負けな気がするから今後言及しないことにした。
そろそろ風邪ひくぞ。
最後に一つだけ言わせてもらうと、さすがに毎話毎話隠しきれなかったご様子。
数行で分かるSAOアリシゼーション第23話!
ソードゴーレムの正体は、人間300人の集合体だった。
人間を愛するカーディナルさんは、ソードゴーレムを殺すことはできない。
キリト、ユージオ、アリスを逃がしてもらう代わりに、カーディナルは無抵抗のまま殺されることに。
ユージオは突如何かを悟って、カーディナル最期の術式により剣に変身。
カーディナルに一撃お見舞いすることは出来たけど、上半身と下半身が分離する大惨事。
絶望し戦う気力も無くなったキリト。そんなキリトを、身を挺してアリスが守る。
最後に残った一人として、キリトはアドミニストレータと闘うことを決意する。
ってとこで23話終了。
感想
ソードゴーレムの正体
この剣1本1本は、元々は人界で暮らしていた人間達だった、というオチ。
- 何故、普通の剣ではなく、人間を剣にする必要があったのか?
という疑問が出てきます。(僕だけ?)
答えとしては、「300本も同時に自動で動けるように出来ないから」ってとこが簡単な言い方でしょうか・・・。
アリスのセリフを参考にすると、まず武装完全支配術をするのは、原則として1人では武器1つが限界。
仮にその原則をアドミニストレータの権限にて破ったとしても、その先の記憶解放をするためには、剣との強い絆が必要になる。
(この言い方から察するに、剣がソードゴーレムとして自動で動いているのは、記憶解放の術なのでしょう)
①武装完全支配術=エンハンスアーマメント
②記憶解放=リリースリコレクション
適当に人界から攫ってきた人間たちとアドミニストレータとの間に絆はないので、リリースリコレクションなんて無理なはずだ、と。
これに対してアドミニストレータがどうしたかというと、整合騎士達から抜き取った本物のフラクトライトを使った、ということですね。
このフラクトライトは、キリト達が現在いる部屋の天井に埋め込まれていました。(上記画像)
記憶が無くなってしまう前の整合騎士達が愛していた人々、その人々を、アドミニストレータは剣に変えた。
そして、剣になった人々と、整合騎士達のフラクトライトを結びつけて、このフラクトライトにリリースリコレクションさせる。
フラクトライトが余計な事を考えないように、知能レベルは必要最低限にまで落として、都合の良いように動くよう改良済み。
アドミニストレータさん、やることがほんとえげつない・・・。
今後もソードゴーレム量産する予定のようなので、
- 剣に変える人間
- リリースリコレクション用のフラクトライトにする人間
の2つを量産するんでしょう、きっと。どちらも必要なので。
最近すぐ死んじゃう
カーディナルさんが登場してすぐ死亡・・・。最近いろんなキャラがよく死んでる気が・・・。
足があの崩れ方をしたってことは、雷撃によって身体が炭化したってことですね。
てことは、この焦げ方はかなり優しい描写ってことね・・・。
200年前はアドミニストレータがアクセスできない領域に逃げたことで一命をとりとめたカーディナル。
「貴様、アドレスを切り離したな」
今回はカーディナルを逃さないように、現在の空間そのものを隔離した模様。
ネットワーク的に考えると、現在いる空間と外界の空間の接続情報を遮断してしまった、みたいな感じでしょうか。
地下に潜ると携帯の電波繋がらなくなったりしますよね。あれの地下みたいな感じ。多分。
それにしても、カーディナルさんは死ぬ覚悟がアッサリしすぎだと思うんだ・・・。
ここで目の前の300人の命を救ったとしても、人界のウン万人の人はソードゴーレムに変えられてしまう。
後のことはキリト達を信じて託したんでしょうか・・・。
カーディナルさんの愛が深すぎた・・・。
剣になったユージオ
ユージオの発想の転換が凄かった。
一瞬、「は?なんで剣になったの?」って思ったけど、しっかり意味があった。
- アドミニストレータに、金属の剣による攻撃は通じない。(短剣刺そうとした時に確認済み)
- 人間は剣の姿になれる。
- ソードゴーレムの力の源がフラクトライトの繋がりなら、ユージオが持つ仲間との絆の方が勝る(というユージオの信念)
金属ではない物質であれば、アドミニストレータに攻撃が通じる。
そしてソードゴーレムは、絆の力で上回れる。(ここちょっとパワー系理論)
途中から翼が生えて強化されましたが、これはカーディナルとの絆の力。
カーディナルが消滅して光の残滓となった時、残滓が剣と一体化。
カーディナルはカーディナルで、この剣(人)を壊さないために自身が犠牲になったわけですが。
ぶっ壊しちゃったんだけど、それは良かったのか・・・。
まぁそれはそれとして、この作画の演出は凄かった。
そして遂に、アドミニストレータに一撃が届く。
右腕一本に対して・・・。
剣が折れてしまったのと同時に、ユージオ自身の肉体は上半身と下半身が分離・・・。ぐろい。
アリスの旧フラクトライトはユージオが手に握ったまま。旧アリスちゃんの登場機会はまだありそう。
急なアリスさん
川口能活もかくやと言わんばかりの飛び出しを見せたアリス・シンセシス・サーティ。
この姿を見て、過去の記憶がフラッシュバック。
愛する誰かを守る事を思い出したキリトさんは、ようやく戦意を取り戻す事に。
この演出は・・・!!!(語彙喪失)
運命に抗ってゆけ
ここだけじゃなくて、歌詞の一つ一つが綺麗にストーリーとリンクしているように感じる。
もちろん深読みしているところはあるけど、歌詞もOPの映像も、23話までを綺麗に表現してる。
23話までじっくり見て、ついにキリトがアドミニストレータと対決、ってところで、このOP映像。
構成凄すぎるよな、ほんとに・・・。
ということで、ここで23話が終了でした。
カーディナルは消えてしまい、ユージオも瀕死の重傷。
アリスは死力を尽くして倒れ伏せ、残るはキリトただ一人。
シャーロット、カーディナル。そしてユージオから預かったこの生命を。俺は君に繋ぐ。
「後は任せてくれ」のキリトの一言が頼もしすぎる。
ここまで頼もしい「後は任せてくれ」が出てくるアニメはそうそう無いぞ。
次回は、どう見繕ったって神回が確定している気がする。
異常なほどに楽しみだな、来週・・・。
24話は「ぼくの英雄」。
ユージオから見た、キリトの姿でしょうか。
サブタイトルの時点で、すでに神回の香りがする。
それではまた来週・・・。
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