※ネタバレ有り。閲覧注意です※
弱キャラ友崎くん Lv.8 – 屋久ユウキ
2019/10/18に発売された8巻のネタバレ感想記事となります。
7巻の感想記事は以下リンクよりどうぞ。
感想
菊池さん
あれだけの祝福ムードだった7巻ラストだったのに、8巻ラストで真逆ムードのお通夜感。
どうしてこうなった!
どうしてこうなった!(例のリズム)
最初の方は良かったんですよ。
初詣のとことか・・・。
そこくらいまでは7巻ラストの空気を引っ張ってこれてたのに。
なんかもう、中盤を待たずして序盤あたりから雲行きが迷子になってた。
主にレナちゃんのせいで。(最終的にもレナちゃんのせいで)
この新キャラこと不穏な空気の運び屋さん。
オフ会でこの格好でこの距離感。
さすがに地雷臭がすごすぎて客観的に距離取れるってこと?
じゃなかったら顔がよろしすぎるので友崎くん危なかったんじゃないかな。(ないかな、ではない)
でもレナちゃんのせいで(おかげで)菊池さんの
「手、つないでもいいですか!」
が見れたので、そこの点はひたすらにGJだったよレナちゃん。
とまぁ、全部が全部友崎くんが悪いとは言えなかったんだけども。
もうね、ここの二点についてはやらかし度高めですよ、友崎くん・・・。
他にももちろんちょいちょいあったけど、菊池さんがかわいそう・・・。
極めつけは、図書室に携帯置いたままトイレに行って最後のトドメ。
携帯は肌身話さず持っておかないとこういうことあるから危ないって教わらなかったのかな、友崎くん。(ダメアドバイス)
まぁあれだけ付き合うまでの過程が7巻に渡ってまで色々と書かれていたので、別れるみたいな事態にはならんでしょう。
相変わらずメタ的な目線になってしまうが・・・。
実際、友崎くんも「好きな人としか」って誠実な姿勢自体は貫いているわけだし、修復可能なはず。
あとは友崎くん自体が「やりたいこと」と菊池さんとの付き合いにおけるバランスなんかをどう調整していくのか、が難しいところかな。
プロゲーマー、菊池さん、そして日南の仮面の件もあるし。
そもそもの「日南と同レベルのリア充になる」って当初からの件も加えると4件くらいが同時並行か。
どうなるんだろう、これ。
日南
連れて行きたい場所、何かと思ったらアタファミオフ会か・・・。
もっとこう、友崎から日南への”証明”に直接的に結びつく何かかと思った。
でも、遠回り的な感じで繋がっているんでしょう。多分。
じゃないと「連れて行きたい場所」ってことであれだけ強調してた意味がラノベ的に薄れてしまう。
若干メタ的な見方だけども。
日南さん、実際に男女で付き合うって言っても短編集で見たあんな感じだったから、人の心が”分からない”という感じがすごい。
なんだろう、ドライすぎるというか。
まぁこのドライすぎたり人の心が分からなかったりするところが、友崎がどうにかしてやりたいところでもあり。
その”どうにかする”ところがこのラノベの最終的なゴールなのかな、やっぱり。
まだまだ魔王すぎて、60巻とか行っちゃうんじゃないか、って感じだけど(笑)
最後に
7巻がハッピーで終わって8巻でちゃぶ台540度返しって感じだった。
に加えて、次は8.5巻だってさ。
屋久ユウキさん、さすがに勘弁してください。
2021年2月頭時点で9巻まで出てて本当に良かった・・・。
まぁ6.5巻のときも、なんだかんだ短編集挟んで良かったって感じだったから、8.5巻もきっと同じ具合になると期待している。
では次は8.5巻の感想記事にて。
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