※若干ネタバレありなので注意
2020/9/18上映開始の劇場版に間に合わせるため、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのTVシリーズ版を全話視聴しました。
配信やってるのがNetflixだけだったので、このためだけに1か月80円のお試し期間契約。
去年の9月に外伝が上映開始されたときに、百合好きのフォロワーから「TVシリーズ見てなくても大丈夫!」と言われて外伝だけは視聴済みでした。
外伝を見て絶対にTVシリーズも見ようと決意していたのですが、こんな時期まで伸ばし伸ばしになってしまった・・・。
1日目に1~6話、2日目に7~13話とエクストラエピソードと分けて見たのですが、両日ともに感動で泣きまくった挙句、感情が揺さぶられすぎて疲れ果てました・・・。
感想
以下、感想書き殴り。
各エピソードがものすごい情報量と美しい世界観やストーリーになっているのですが、これを各話ごとにやるっていう京都アニメーションは一体なんなんだ。
5話とか10話は、それだけで1クール行けるくらいの設定な気がする。(ただ、あのストーリーを1クールまるまるやられると精神がもたない)
それを30分弱に、本当に美味しいところだけをこれでもかと凝縮したものが、心を揺さぶってくるんですよ。
情報量が常人で処理可能な範囲を軽くオーバーしてるんですよ、このアニメ。
処理しきれなくなった分が涙腺からぼろぼろ溢れてきて、心がぼろぼろに。
平日に見たせいで次の日仕事休みたくなってしまいました・・・。(それはいつものこと)
好きなエピソードは5話、9話、10話、13話。
一番泣いたのは10話でしたね・・・。
嗚咽あげながら泣いてしまった・・・。
5話は手紙のやり取りが美しかったし王子が素敵すぎて感動したのだけど、決まり手はアルベルタとのやり取り。ここで涙腺ダムが崩壊した。
1フレームですら見逃したくないから涙をこらえて見てたのに、ここのシーンでダメだった。
白い椿と赤い薔薇が色々なところに描写されていて、シーンごとに本数や箇所が違っていたりと、そういった部分でも楽しめるお話でした。
そして一番泣いた10話ね・・・。
アンとお母さんが映ってる画面は自然と涙が出てきてしまうので、あえて少し成長した時点の画像を。
最初は遺書とか相続とかに関する文書を書いてるかな、って思ったんですよ。
ほら、屋敷どうするの、みたいな人たちが来てたし・・・。
しかし、それが壮絶なミスリードを誘っていたとは。
アンにあてた手紙もあるんだろうとは思っていたのですが、毎年アンの誕生日に届く手紙を書いていた、ということに気づいた瞬間にすべてが爆発した。
全部がアンのために書いていたんだなぁ、という母の愛・・・。
幼いながらに母親の病気を受け入れていたアン、そしてアンを残していってしまうことが分かっていた母親が残した手紙。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンが素晴らしいなぁと思うのは、悲しいだけでは終わらず、希望を描いてストーリーを締めてくれるところ。
この10話では、毎年手紙を受け取るアンと、そして成長したアンの姿を見て本当に心から救われました。
ただ悲しいだけではなく、心に感動を与えてくれる話が全話に詰まってる・・・。
そしてこのアニメのメインテーマである、ヴァイオレットが愛を知るまでのストーリー。
ヴァイオレットの成長物語とは思っていたのですが、少しずつ成長していき、5話のラストで見せた笑顔でハッとさせられました。
5話以降は表情も豊かになって、そして最終話で言っていた「私は今愛してるを、少しは分かるのです」というセリフ。
”少しは”というところに、ヴァイオレットのこれからの成長を予感させてくれました。
一つ一つのこういったセリフ選びが絶妙なアニメだなぁとしみじみ。
最後に
というわけでTVシリーズ版、エクストラエピソード(歌詞を書く話)、外伝を見終わったので晴れて劇場版を待つだけの身となりました。
2020/9/18なのであっという間ですね・・・。
それにしても、ひたすらに泣きまくったアニメでした。
「〇〇の第〇話は泣いた」みたいなアニメは多いですけど、ヴァイオレット・エヴァーガーデンについてはほとんど全話泣くという。
ギルベルトの兄・ディートフリートがかなり読みづらいキャラでしたが、弟の死と相まって、上手く接するのが難しいんだろうなぁ・・・とは思いました。
ディートフリートの複雑な心境は、劇場版の方で色々と描かれることになるのかな、と期待しています。
予告でも結構映ってた上に、穏やかじゃないセリフも聞こえてきたし・・・。
劇場版見た後、まともな精神と顔面で家に帰れるかどうかが不安。
というわけで雑多ではありますが、以上ヴァイオレット・エヴァーガーデンTVシリーズ版を視聴しての感想でした。
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